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大田区・高次脳機能障がいをもつ方と家族のつどい「たまりば~」1月号(2024)

早くも梅がほころび始めた早春の「たまりば~」、はじめて参加される方もいらっしゃり、フレッシュな雰囲気で自己紹介タイムとなりました。

 当事者の皆さんが「自分は何年前に、こんな状況で発症して、それから・・・」とご自分の経過をわかりやすく説明してくれました。

「失語をもつ家族の行動の意図が、後からわかることがありました」というご家族のお話、参考になります。

それは、「(麻痺のため、ドアノブを握ることが難しいので)トイレのドアは少し開けておいてほしい」というご希望だったそうです。

 その話を聞いて、別の当事者さんも「私も家だとトイレのドアは閉めないです。ドアノブをまわすのが大変ですから」と話してくれました。

 障害をもつ方は、それぞれご自分なりの工夫があるのですね。

 言葉によらず理解できるよう努めたいと思います。


蒲田寺子屋からのお知らせ

明星大学および静岡英和学院大学での、神経心理の講義を無事に終えました。
当事者さんの語るビデオ動画が好評でした。
ご協力いただいた方々に感謝申し上げます。

講義用の動画に出演して下さる方を随時募集しています。(薄謝あり)
希望者はお気軽にメールでご連絡ください。
(kamataterakoya@live.jp)

また、神経心理に関するご相談、パソコンやスマホの使い方に関する質問なども格安でお請けしております。アウトリーチもしております。
お気軽にどうぞ。

3月1日(金)、精神保健の会(横浜)で事務所の活動についてご紹介します。
参加は有料ですが、ご関心ある方がいらっしゃいましたらご連絡下さい。


また、蒲田寺子屋では「セクシュアルマイノリティと医療・福祉・教育を考える全国大会 2024」を応援しています。


あらゆる少数派が「ここに居ても良いんだ」と思える場を作れますよう、努力したいと思います。


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