開業後の具体的な経営戦略
開業をするための5ステップとして今回
⑴開業の具体的なイメージ作り
⑵資金調達方法
⑶テナントの探し方
⑷開業に必要なマインドセット
についてお話しをしてきました。読んでいただけたでしょうか?
今日は僕が700万円以上かけて学んで来たマーケティング知識と実際に開業6ヶ月で目標の金額を大幅に超えることのできた戦略を詳しく書いていきます。後半は有料になりますので必要な方だけ読んでいただけたらと思います。
1、ターゲットは絞れていますか?
まずはじめに商売を始める上で基本的な話からしていきたいと思います。
あなたは誰に対して商品を提供していくか決まっていますか?接骨院や病院に勤めていた方だと意外とここを絞らないで地域のため、みんなのため。と言ってしまいがちです。
例えばあなたが30代男性で自営業をしていて、朝急にぎっくり腰になったとします。明日は大事な打ち合わせです。今日なんとかしなきゃまずい!家の前には600円で見てくれる大きな接骨院グループの院。車で20分ほど先には一回で改善すると有名な初診が1万円のぎっくり腰専門の整体院。
あなたはどちらにいきたくなりますか?
例えば、うどんを食べたい時に目の前にファミレスとうどん専門店があったらどちらに行きますか?前者はとにかくたくさんの人に安く商品を提供します。後者は必要な方にピンポイントで商品を提供しています。
例え同じ食べ物でも、お腹がぺこぺこになっている方にとってはとても価値のある商品になります。逆にお腹が減ってない方にとっては不必要な商品になります。
あなたの商品は誰に対して提供しているのでしょうか?
このターゲットを決めていく際に重要なポイントがあります。
ターゲットは一人に決めること。あなたが得意とする患者様でも構いません。この人がたくさんいてくれたらいいなと思う実際に存在する人を設定してください。その人の年齢、職業、家族構成、住まい、趣味、仕事、興味のあること、よく見る広告などできるだけたくさんの情報をメモしましょう。それがあなたにとってのペルソナ(ターゲット)になります。
2、3Mについて
ペルソナが設定できたら今度は3Mを活用して行きます。3Mとは「マーケット(Market)」「メッセージ(Message)」「メディア(Media)」の略語です。
ではペルソナを世田谷区の55歳女性、デスクワークをしているAさんに設定して話していきます。
まずは、マーケット(Market)
これは、どの市場でアプローチしていくかということです。Aさんであれば肩こり専門院でもいいですね。猫背矯正専門サロンでいいかもしれません。
次に「メディア(Media)」です。
では、Aさんが実際にどんなメディアを使うことが多いのか考えていきます。実際は本人から聞くのですが。Aさんはホットペッパー や美容雑誌、電車の広告を見ることが多いようです。なので今回はホットペッパー に設定します。
最後に「メッセージ(Message)」
肩こり専門院でホットペッパー を使ってどんなメッセージを届ければあの人は興味を持ってくれるのでしょうか?を考えます。この方は美容にも興味があるようなので、「酷い肩こりで長時間のデスクワークが辛くて仕事に集中できなくなっていませんか?」「デスクワークからくる肩こりは猫背を根本的に改善すると楽になるって知っていましたか?」なども効果があるかもしれませんね!
これは例えなのですが。こんな感じでイメージしてもらえるとわかりやすいです。
3、理想の集客媒体は?
理想の集客媒体ですが、これは先ほど設定したペルソナによって異なります。ただ戦略という形でお伝えすると、1つのメイン媒体に対して複数の導線を準備することが大事です。例えば、先ほどのAさん。
都内だとホットペッパー は激戦区ですよね。このホットペッパー をメイン媒体として、ブログ、HP、インスタ、フェイスブック、チラシなどをホットペッパー に繋がるように作る必要があります。無料の媒体であれば初めのうちはとりあえず使えるだけ使ってみてください。入り口が広がるだけでホットペッパー を見るお客様も増えますね。
4、出口戦略について
ここは意外と重要なところなのですが多分ほとんどの方は知らないのではないでしょうか?僕自身もこれを知った時には驚かされました。
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