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2020年4月の記事一覧
休職中の話2「自分を殺してまで人の役に立とうとしなくてもいいんじゃない?」
休職して2カ月弱が経ったころ、会社で同じチームだった先輩が、休職中の私を気遣ってごはんに誘ってくれた。
先輩といっても年は8つほど離れているけれど、会社に行けなくなった理由や、働いているときに感じていたことを細々と話すと、責めるでもなく深入りするでもなく、ただ頷いて、つらかったねと言ってくれた。
お酒が飲めないのに居酒屋に付き合ってくれた先輩は、いくらかアルコールを摂取してようやくまともに喋り
休職中の話3 逃げる。そして挑む。
学生時代のインターンからずっとお世話になっていて、私が心の底から尊敬し信頼している恩師(と勝手に心の中でお呼びしている)とごはんに行った時の話。
休職中の私から急に久々にお会いできないでしょうかとメッセを送られ、お忙しい中さぞ面倒だったろうと思うのだけれど、即レスで候補日を出してくださって、本当にありがたかった。
新橋の、陽気な店主さんがいらっしゃる和食屋さん。
恩師は10年以上そこに通ってい
休職中の話4 編集という仕事
私はこの4月から、いわゆるWEB編集者として、また東京で働き始める。フリーランスではなく、会社員だ。
学生のころからライター活動をしていたけれど、不思議なことにライターではなく、編集者にずっとなりたかった。
ライターという表立って情報発信の責任を負う人たちを、同じ責任を分かち合う裏方として支えたい。語り手と書き手、書き手と読み手の間をうまく繋いで、届くべき情報が届くべき人たちへ届くように。
休職中の話5 親友が治してくれた悪癖
つらいときや苦しい時に、いつも助けてくれる親友がいる。
彼女とは大学時代からの付き合いなのでまだ出会って5年弱ほどだけれど、お互いに信頼しあって何かと相談したり手を差し伸べあったりする仲だ。
表面上、彼女と私は、正反対のように見える。
基本スタイルが前向きな彼女と、後ろ向きな私。
しかし不思議と、根底の価値観や使う言葉の解像度、会話の深度がぴったり同じで、何をやっても何を話しても、誤解やすれ