村カフェができるまで その5 〜声をあげたら、声をかけられる人になれた〜
東京都が進めたいる起業家応援事業(勝手にそう認識している)の「TOKYOSTARTUPGATEWAY」。
「村カフェ」を実現させるため、私はこのコンテストにエントリーしている。
7月7日はこの「TSG」のイベント日だったので、参加してみた。
7日は、400字のエントリーをした人対象に、「STARTER PROGRAM」と銘打って開催しているプログラムの初日。
起業家の赤ちゃんは、人脈も、金も、技術もない。ないないづくしの赤ちゃんが持っているのは熱意だけ。
だから、いかに共感者や理解者を得て、事業開発・展開の初動を起こせるかが大事である。
ピッチ(ビジネスでいうプレゼン)で、やりたいことを伝える力を磨こう。
というのが、コンセプト。
「起業」や「ビジネス」には疎く、そういったつながりもないそんな私にピッタリなプログラムだ。
「代表ピッチ」という人前で事業アイデアを発表する人にも応募してみた。
そしたら、選ばれた。
「発表するつもりで事業を考えれば、より明確になる」と意気込んで応募をしたが、本腰を入れて用意をしたのは「あなたに決まりました」と通知がきてからだった。
昔から夏休みの宿題は最終日に焦って片付けるタイプで、その時にならないとやらない。
代表ピッチに選ばれれば当然、資料や原稿を準備しなければならない。
自分の傾向を理解した対策が取れるようになってきた。えらい。
代表ピッチに選ばれてから当日まで時間は限られていたけれど、今の私がもっている力を尽くして、「村カフェ」構想を練り上げ、人に伝わるための言葉選びをすることができた。
当日は、すごく緊張した。
リハが1番、緊張した。
でも、楽しかった。
そしてなにより「居場所の数とバリエーションを増やしたい!」と訴える私に、自分も似たようなことを考えていると声をかけてくれる人が出てきたのが嬉しかった。
この想いは私だけではなかった。
ニーズはある。
それを確信できたことは、
大きな収穫になった。
「村カフェ」づくりへのモチベーションが高まっている今日この頃。
より多くの人に考えを話して、
他の人の話を聞いて、
先ゆく人の実践例を体験して、
実現への道をいっきに前進させてみる。