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アメリカでの肩腱板断裂手術修復体験記:準備と心構え

2024年4月20日、右肩を骨折しました。

その後、MRI検査を受けました。

その結果、右肩腱板断裂が判明。かかりつけの肩専門の整形外科医から「今の痛みを一生背負って生きるか、手術するか」という究極の選択を迫られ、今しかないと思った私は「手術します!」と宣言。


手術を決意した理由

アラカン(還暦間近)の身には、全身麻酔も怖かったのですが、ギリでいけるかなという軽い気持ちでした。ネットで実際に肩腱板断裂修復手術を受けた人の体験談を探してみたら、アメブロで日本での体験を書いている方が一人だけ見つかりました。

YouTubeでは、お笑いコンビ「かまいたち」の山内健司さんが肩腱板断裂手術について語っているのを見つけました。

アメリカでの肩腱板断裂手術については、留学した医師による医学的なブログがいくつかありましたが、実際に手術を受けた患者の体験談は見当たりません。

手術前の準備

肩腱板断裂手術はアメリカでは比較的よくある手術ですし、同年代の私の友人(日本人)も昨年手術しています。

最初で最後(と願いたい)の貴重な体験なので、自分のために書き残したいと思いましたし、もしかしたらアメリカ在住で同じ手術を受ける人のためにもなるかと思い、手術前から手術後のリハビリまでの日常を書き綴ることにしました。

まず、手術前にはいくつかの準備をしました。

  • 買い物(食料品、お菓子、洗剤等の買い置き)

  • 部屋の隅々まで掃除

  • 洗濯

  • 手洗い石鹸や台所用洗剤などの詰め替え

  • 猫のトイレの掃除

  • 猫の爪切り

  • 自分の足の爪切り

  • 処方してもらった薬の事前購入

  • アイスパックとコンプレッサーが一緒になった医療用機器のレンタル

  • 車のガソリンを満タンに

  • MacBook Air とiPad の指紋認証に左手人差し指を追加

手術後は重いものを持てないと聞いていたので、まあ、ありがちなことばかりですよね。

ただ、最後の「MacBook Air とiPad の指紋認証に左手人差し指を追加」は、病院からも指示がありませんでした。普段は右手人差し指を使っているので、万が一のために「左手人差し指での認証」を追加しました。

手術前の心境

手術前の準備が整い、少しだけ安心しました。でも、全身麻酔や手術そのものに対する不安は消えません。それでも、今の痛みと痛みによる睡眠不足から解放されるために、一歩踏み出すことを決意。

早めに夕食をとり、シャワーを浴びます。1時間後には、皮膚清拭のために、病院でもらったクロルヘキシジングルコン酸塩消毒布で全身をふきふきます。

夜中を過ぎると絶飲食となります。

手術は、明日午前7時30分から。今夜は早く寝ます。

この手術が無事に終わり、リハビリを経て再び自由に肩を動かせる日を心待ちにしています。私の体験が、同じような手術を受ける方々の参考になれば幸いです。手術後の日常やリハビリの過程も引き続き書き綴っていく予定ですので、どうぞお楽しみに。

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