教育委員会10月定例会を傍聴してまいりました!

【教育委員会10月定例会 傍聴報告】

2020年10月14日(水)午前に開催された、鎌倉市教育委員会定例会を傍聴してまいりました。

その中で説明された鎌倉市立小中学校におけるGIGAスクール構想の進捗状況の報告は非常に具体的かつ明確で、教育委員会の皆様がスピーディーに小中学校へのICT環境の整備を進めてくださっていることがわかりました。

今年度、鎌倉の教育ICT化はどこまで進む?


今年度内の具体的な予定としては、

・年度末までに全小中学校児童生徒に1人1台タブレット端末を整備予定。
・校内における通信環境の整備と機器の配備。
・タブレット端末の運用方法や取り決め等の詳細を調整中。
・来年度以降の本格的な運用に向けて関係各所と調整中。

とのことでした。

また、教員の皆様に向けては既に、教育センターおよび教育指導課が主体となって、ICT教育化におけるマインドセットを含めた、ICTを活用した授業運営に関する各種研修会の開催が進められていました。

教育長のお話しの中で


岩岡教育長は、小中学校の現地視察とヒアリングを重ねる中で、既にタブレット端末を使って学習を進めているクラスの様子も時間をかけてご覧になっているようで、以下のようなお話がありました。

「タブレット端末を活用した学びの進め方について、まず、
子供達と一緒に調べる学習から始めることが多いようです。(情報検索等)
そして次に、その情報をまとめた資料を作る学習をしていました。(情報をテキスト等にまとめる、写真などビジュアルを張り付ける等)
状況によってはもっと進めて、プログラミングの授業を始めている先生もいらっしゃいました。

ICT教育を進める中で、先生方の教具としてではなく、子供達の文房具として活用し、学校だけでなく地域社会の中で子供達が学びを深めていける環境を、鎌倉で作っていきたいと思っております」

教具でなく文房具として。この言葉が心に残りました。

次回の定例会も楽しみです!


鎌倉市立小中学校保護者有志が実施した、オンライン生活・学習支援に関するアンケートの中で、市立小中学校のICT教育に関する市教育委員会への意見要望をお聞きした際に、保護者の皆様から様々なご意見をいただきましたが、その中にあった、
「ICT教育の迅速な推進、オンライン通信環境の整備・通信機器の配備、ICTに関するスキルアップの必要性」
の部分については、迅速に着実に対応が進んでいることが、定例会の報告内容からよくわかりました。


私も先日、小学校に通う子供達から「教室にタブレット置き場みたいなのができたよ!」と嬉しそうに言われました。(正確には充電キャビネットのようです)
先生方がこのICT導入の時点から、子供達の間にワクワク感期待感を広げるようなお声がけをしてくださっているのかな、と感じました

保護者への詳しい説明は、現在運用の詳細を詰めている段階だと思いますので、少しだけ先になるように思いますが、保護者の一人として楽しみに待っていたいと思います。

次回、11月定例会は11月12日 (木)開催です。

次回も傍聴する予定ですので、もしご興味のある保護者の方がいらっしゃいましたら、いつでもお声がけくださいね。