見出し画像

親の影響はずっと続く。

日々がバタバタしてあまり豊かでないななんて思い、ふと

「金字の黒本を読まなきゃ」


と思って制作を止めて読んでるのだけど、僕は自分が思ってる以上に小林賢太郎氏に影響を受けているんだなと自覚した。
あれ、、これ自分の言葉として話してたけど書かれてるや...みたいな箇所が多い。ただそれは前みたいにそれを目指すために口にしているとか、パクってカッコつけてそれを言ってるんじゃなくて血肉となって僕の身体から出ている感じがする。どういう意味なのかを自分の身体で舞台に関わって追体験して身に染みて自分の思想にできた。

最近はラーメンズみたいなコントを作りたいは消えて自分の素敵を追求になったから巣立ったなとか思っていたけど、源流が濃く濃く小林賢太郎なのだなと思う。


この間実家に帰ったら部屋一面小林賢太郎作品のポスターとフライヤーで埋められてて本当にこの方をインプットにアウトプットしてたんだなと思ったり、逆に一面真っ白い部屋に引っ越して一人暮らししているのは今を表してる。

小林賢太郎みたいになりたくて始めた演劇も、気づけば自分のためであり、自分が作る作品のための生活へと変わり。劇場に立つようになった。

あれよく考えるとマジシャンのディレクターとして働きながら劇場のお手伝いさせてもらってっていう今の生活も意図せずトレースしている感じがして恥ずかしいな。

高校時代が楽しすぎて戻りたいと思うことの多い日々だったりしますが、
もう一度やり直したとして、もう一度今と同じ20歳になったタイミングで今と同じ水準の生活できている自信がないのでやっぱタイムスリップはいいやって思います。

それくらい素敵な日々。


いい意味でも悪い意味でも親の影響というのはずっと受け続けるという話を先日お世話になってる演出家の方としました。

僕にとって舞台を志すことになったきっかけ、親は賢太郎さんであるというのは作風が変わって変わらないんだろうな〜と思います。

とかnoteにログを残してたら本に「作りかけの作品からからだを離さない」って叱られました。


劇団ScattoWrightです。舞台をつくってます。いただいたサポートは製作費に充てさせていただきます〜