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「死にたいと思ったことある人」のうちの一人の声

テラスハウスの木村花の事件で、本当にすごく心を痛めた。

彼女の気持ちや苦しみがわかるのを言うのは無責任だが、自分の経験や見解をnoteに残したいと思って投稿した。

自分の死にたくなる原因

自分はうつ症状があると診断された、どんな感じかというと、「死にたい」声がずっと脳内で再放送している感じ。

なにもなかった時でも、ふっと思い浮かんでしまう。

暴力、監禁、レイプ、いじめなどいろんなことがあった、自分の人格形成に大きく影響していた、でもどれも死にたい理由にならなかった。逆に、頑張って勉強してその人たちの上に登って、「さま見ろう!!」と言いたい。

じゃあ、なんでその声はずっと頭の中から消えないかというと、自分が整理した結果、一番な原因「死にたい病」にかかったからだ。

だから特定な理由が見つからない。

自分が生きるための間違った措置

人に相談したことがある。

「考えすぎたよ」
「メンタルが弱いからこうなる」
「満足を知らず欲張るから」
「他にもっと苦しんでいる人がいるから」
「あなたの気持ちわかっている」

最終的に説教に入るパターンが多かったので、自分は人に相談することをやめた。逆に、自分が人に聞く方法が悪かったかなと、ちょっと反省してしまう。

発症した時、自分が本当に「死んでしまわない」ように、色んな方法を使っていた、よくない方法を。

アルコールで強制的に脳をオフに
痛みで強制的に脳を再起動させる

どれも、正気を戻してから後悔する、でもその瞬間では自分が生きるための緊急措置と考えてしまう。

死にたくない理由を集める

上に言ったように「死にたい理由」が特定できない、ずっと抑え込んでいると、発症して脳がクラッシュしてしまう。

一人で抱え込むのがよくないと言われている、でもちゃんと「人に言えるよう」な原因がわかっているなら、自分はとっくに解決していたかもしれない。

「何があったら連絡してほしい」も言われている、でも自分がクラッシュしているから、そんなに冷静に人に連絡する行動を取るのも難しい

正直、今だに自分はどんな支援が必要か思いつかない、発症しないように気をつけるしかないと思っている。

だから、自分は「死にたくない理由」を集め始めた。

死んだら、美味しいものを食べられなくなる。
死んだら、美しいものと出会うことがなくなる。
死んだら、この世に恩返しできなくなる。
死んだら、大切な人を守ることができなくなる。

死んだら、その苦しみは生きている人が受け取らないといけない。

自己承認欲が強いと笑われたこともあるが、でもこれは自分が生きるための努力だと思っている。笑われるほど、頑張った証拠。

テラスハウスの木村花の事件への個人的見解

メディアは今木村花を「自殺させた」犯人探しをし始めている。大きく取り上げられているのは、「番組の炎上編集」と「SNSでの誹謗中傷」。

今まで色んな番組で「悪人」がいて、SNSでも炎上されたことがある。炎上された人で苦しんでしまうところがあるが、それは台本通りの番組での「演出」だから、本当の自分ではないと自分に言い聞かせることができる。

テラスハウスは「リアリティ番組」、演出と台本がないところが売り。番組内ではカメラが回っていることを意識して行動をする、番組外で視聴者もSNSを通じてもっとプライベートのことをフォローすることができる。仕事とプライベートを線引きするこたができなくて、出演者にとって「オンとオフ」が効かなくなってしまう仕組みになっている。

演出がなくて、ただの日常生活の映像を流すのは視聴率にならないので、面白くするために、ストーリー性がある「編集」が必要となる。視聴者が見た番組内の出演者たちの性格は編集されたもので、製作側が作ったもの。でも、彼女にとっては本当の自分の一部でもある。他の番組みたいに、「これはただの演出だ」という逃げ場がなくなってしまった。

ネットで良い評価もあると思うが、発症した時は「死にたい」しか思えなくなるから、自分の考えと似たような言葉は頭に入りやすくなってしまう。自分は承認欲が生きるための餌になっている、彼女も多分餌を探すために罠にかかってしまった。

最後に

今まで色んな自殺をテーマにしたフィクションな映画やドラマが議論された、でも今回はフィクションじゃないことを本当に色んな人に覚えてほしい。

魔女狩りのように、犯人を探し出して責めると、新たの加害者と被害者が出てきてしまうから犯人を責めるじゃなくて、みんなの力を合わせて、次の悲劇が起こらないように、一緒に対策を考えてほしい、憎しみの世の中を作ってほしい。

自分もまだ模索しているが、「死にたい」という思いがなくなるように、愛が溢れる社会になるように、方法を探しながら、頑張って生きていきたいと思います。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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