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なんで台湾の大学は原文書で勉強させるか?

なぜ日本のように全部母国語化にしないというと、自分の観察で以下何点が考えられる。

1. 一番最新の海外の情報を取り入れられるから。
2. 教科書を編成するのが大変だから。
3. 翻訳版の方が読みずらいという声が高く、中国語は新しい単語への対応が日本ほど柔軟ではないから。

大学で使われる教科書は大きく三種類わかれている。自分なりの考察でまとめてみた。

原文書

海外の教科書をそのまま使う、最新の情報が手に入りやすいが、慣れるまでみんなが苦労をする。原文で勉強した関係、調べられる情報は単一言語より多くなる。

翻訳本

海外の教科書を訳して使う、最新の情報を中国語で読めるメリットがあるが、台湾で優秀な翻訳者が少ないため、その学問専攻な人が訳すことが多い、新しい単語への柔軟性がないため、不自然の文章になりがち。

中国語教科書

台湾の学者たちが自分で書いたもの、一番読みやすくて、教材として使いやすい。

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ここで台湾との大学2012で全国の大学教授の教科書使用についでの1000人での調査データです。

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資料出所

学部は工学部と商学部が多いが、やはり原文書を使おうとする教授が多かった。でも生徒にとってハードルが高いから、翻訳本を使う生徒が多いじゃないかと思った。

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元素周期表で見るとわかりやすいと思う、ほとんど中国語がなかったもので、徐壽が元素を命名して漢字を作った。その後、化学の発展にすごく役たった。

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いい翻訳は、国内でより多くの研究に繋がる

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日本語の場合は、とりあえず「カタカナ」にしてから、その概念を補足して広める事ができるので、本当に便利だと思う。

もちろん海外の文献が読めるのはすごくいいと思うが、初心者や非専門の人に読ませるのはやはり優しくないと思う。海外で留学をして帰国した教授たちはすごい思うが、情報番組で専門用語を原文で喋る学者はやはり多い、相応の中国語がまだないから。

知識を広めたいなら、知識を入手するハードルを下げないといけないと思う。昔と比べると、台湾での中国語本が増えてきた、いつか日本のように自分の母国語で知識を得られるようになったらいいなと思う。

以上、台湾で専門知識の翻訳者が不足しているじゃないかと思ったで件した。

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