夫を手にかけたはずが…ヒヤッとする漫画『私の夫は冷凍庫に眠っている』
全2巻の漫画ですが、最初に読んだときは1巻までしか発売されていなくて、読み終わったときに色々とクエスチョンマークが浮かんだ、そんな作品だった。
原作を読んだことはないんですが、文字を通して読者のイメージを膨らませる小説のリズム感と、画とセリフを通してストーリーを伝えていく漫画のテンポ感は、また別物なんだろうなと思ったりしました。
同じ物語を扱うとしても、媒体が変われば、それはまた別の作品なのかもしれませんね。
少し話がそれましたが、本作はラブサスペンスということで全体を通して言えるのが、グロいというよりは、どこかで人間としての本性・性格という意味の部分が見え隠れするような内容だったのかなと思います。
『私の夫は冷凍庫に眠っている』(小学館/八月美咲/高良百)1巻より引用
これ、めっちゃビビりますよね。
もちろん殺人をしたことはありませんが、この状況だったら、、、
自分が手をかけた人がふらっと帰ってくるなんてまじでビビりますね。
『私の夫は冷凍庫に眠っている』(小学館/八月美咲/高良百)1巻より引用
あと、これって恋愛の永遠の悩みとして1つあるんじゃないかなって思うのが、当初は仲良く、優しく、楽しかったというのが、慣れというものが生まれると、だんだん感情の起伏がなくなってきて、というか。
ただ、それとDVでは全く別の問題ですが。
『私の夫は冷凍庫に眠っている』(小学館/八月美咲/高良百)1巻より引用
最後に、これは2巻以降に続く話になっちゃうのですが、1巻では殺した夫は冷凍庫で眠っているのに、また家に帰ってきたという謎が解決されていきます。
『私の夫は冷凍庫に眠っている』(小学館/八月美咲/高良百)1巻より引用
実はこれまでに紹介したコマのシーンにも、背景を推測できるような内容があるんです。
そして「これが解決なのか?」ってことが、ぼく的には一番のポイントだったんですが、ちょっと最後のシーンは「もうちょっと違う方向に言っても良かったのかな」って思いましたね。
そうは思いつつも、想像の範囲を超えた展開だったので、次の作品にも期待してしまうなと。
さらっと読めてヒヤッとできておすすめですよ。
それではまた明日!
最後に。
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