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エンタメビジネスがどうして難しいのか
今週いろんなところで同じようなことを話したので書いて見ようかなと思ってるこの頃です。ぼくは社員にと言います。エンタメにふれる会社としては当たり前だと思ってますがそうはいっても、ぼくも23歳くらいのときって仕事にどっぷりで当時の記憶は本当に仕事してたなーってくらいなんですが、いま思うと後悔しかありません。と言います。エンタメにふれる会社としては当たり前だと思ってますが、そうはいってもぼくも23歳くらいのときって仕事にどっぷりで当時の記憶は本当に仕事してたなーってくらいなんですが、いま思うと後悔しかありません。
そもそもどうして、エンタメのビジネスは難しいのか?
それは簡単に必要ないものだからです。
逆に本当に必要なものは衣食住と呼ばれるものでしかないです。
人間は必ず服を着ます、どこかに住みます、そしてご飯を食べます。
これはノマドとかそういうことではなくてごくごく当たり前に実行する本能ともまた違った必然的にやらないといけないことです。
自分の身を守るために服を着る、睡眠を取るためにどこかに住む、そして活動するための食べ物を食べます。繰り返しますが、必然なんです。
最近は住むということについては定住しない人も増えてはきてると思いますが、どこかでは寝てるだろうし、衣食住というものはどれか欠けると生命を危険にさらす可能性があるわけです。
では、エンタメはどうでしょう?
ぼくがここでいうエンターテイメントというジャンルは映画鑑賞、音楽視聴、動画視聴などの趣味と一般的に捉えられるあたりのことを指します。
これらを単純に僕は「嗜好品」というジャンルとして扱いますし、なくても生命の危険には程遠いものだと思っています。
なので必然性がないってことなんです。
必然じゃないものをどう一般人に理解してもらい、そしてそれに対して価値を感じてもらい、ビジネスに変えていくのか?
もう文字にするだけで難しいということがにじみ出てます。
小さいころからの鬼ごっこ、あやとり、習い事などさまざまなものが大小ありますし、もっと昔だと能とか狂言とかもありました。
そもそもですが、江戸時代とかに生きてくことに精一杯の時代によく能とか生まれたなって思ったりします。
もちろん、各時代においてもある一定の格差社会があり、その中で限りある時間を豊かにしたいという考えもあり、生まれたものかもしれませんが。
ちょっと話を戻しますがポイントはどこまでいっても必然性がないというところで、必要ないものに対して振り向いてもらうための努力っていうのは人一倍必要なジャンルだと思ってます。
補足ですが、服を作ってる会社さんだったり、住居を作ってる会社さん、料理を作られてる会社さんが楽といってるわけではいです。
嗜好品はなくても生きていける、その中で気を引く、さらに慣れないように常に創意工夫をこらして、進化続ける必要があるわけです。
ときには進化と言いながら何周も回って昔はやったものがリバイバル(再編集)されて、また人気になったりします。
例えば音楽という1つにしても、昔って演歌だったし、それがJ-POPになって、ラップになってなどもですし、それこそ楽曲というのはAメロ→Bメロ→サビという流れだったのはいつの日かでその固定概念を壊すものが常に生まれる続けるわけです。マネなんてしてても全然です。
繰り返しますがこういう環境の中でビジネスとして再現性を高めてヒットを出し続ける、これが難しいわけです。
そして、エンタメの進化というのは上記で書いたようにフォーマットの違いというものだけではなくて、人々の価値の感じ方も大きく関係してきます。それこそ音楽というジャンルがCDが売れなくなったということは誰もが認識してますが、それはCDがデジタル配信に食われたということだけではないです。
そもそもCD(カセット)というのは、なんのためにあったのでしょう?
個人が自分の好きなときに楽曲を聞けるための媒体だったのは間違いないです。でもそれは当たり前にデジタルに置き換わりました。
一方で映画というジャンルにおいて映画館は無くなりはしません。むしろ最近はそれこそ「天気の子」だったりディズニー作品が多く公開されたりと賑わいを見せてます。
この違いは体験というキーワードにつきます。
映画館で映画を鑑賞するということは映像として価値と、そこにいって体験できるというものがセットになってるわけです。
そう考えると答えは簡単で、音楽というジャンルにおいてCDなどの媒体はデジタルに置き換わりましたが、フェスやライブと呼ばれる体験をセットしたものは人気が増していく一方です。
YouTubeをひとつとっても、視聴者が演者(クリエイター)になることで楽しみを得るなど、その1つのジャンルにおいても長い時間の中で楽しみ方が変わってくるわけです。
繰り返しますが、エンタメというものがなくても生きていけるであろう世の中において、ここまでのことを日々考え思考を凝らし、みんなが戦ってるわけですから大変です。
まあ、そんな世の中だから切磋琢磨しちゃうのかもですが。
でも一番最初から気づいてることは、人間という生き物は特にですが、ただ生きるということでは満足ができず、いつの日か自分に対して形容詞的な美しい、面白い、などの言葉を欲しがるようになり、それが自分の人生を豊かになっていると感じることを当たり前に思う生き物になったということです。
思考があることで、自我が生まれ、その行き着く果のひとつの結果なんだと思います。そしてこれは永遠にループしていきます、思考なんで。
こんな世界なので難しいんです。
なんとなく、最近思ったことをまとめてみました。
この世界でビジネスをするなら人の何倍もいろんなことを学ばないといけないってことですね。
今日はこんなところで!
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