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全人類が幸せになる映画|アニメ『劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』

土曜日ですね、今日の映画はアニメ『劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』です。久しぶりに、ただただ楽しんだ映画でした。

きっかけ

先日コアミックスの方とお食事させていただく機会があって、ZENON SAKABAにお邪魔しました。コアミックスさんは、漫画の事業をされているので、店内にも担当作品にまつわるものがいっぱいあるんです。

そこに、シティーハンターの伝言板もあって

ちゃんと「XYZ」と書いてあったんです!

その席でもお話させていただいたんですが「ぼくは1つだけ後悔していることがあります」「シティーハンターの映画をどうしても観たかったのに...」と言ったら「観れるんじゃないですか?」という話になって、

帰ってからすぐアマプラで観ました。


シティーハンターの思い出

そもそもぼくは『エンジェル・ハート』を読んでから「もしかして、『シティーハンター』って面白いのかも」って思っていたんです。

話が飛んでしまうかもしれないんですが、夏休みの頃になると夕方にテレビで「タッチ」がやっていたりしたと思います。あの夕方16時ごろのアニメが、ぼくのなかでは『シティーハンター』のイメージなんですよね。


『エンジェルハート』
『シティーハンター』のパラレルワールドを描いた漫画。『エンジェル・ハート』では冴羽獠にとって最愛のパートナーであった槇村香が、事故により亡くなってしまう。その心臓を移植された相手を他人とは思えない冴羽獠と、お馴染みの仲間たちによる家族愛をテーマにした作品。



シティーハンターを身近に感じる理由

この映画を観ていたら、どうして『シティーハンター』ってこんなに身近なんだろう」っていうのがすぐに分かりました。

ぼくらはカラオケで「Get wild」を歌い過ぎているんですよ!目を瞑ってでも全部歌えますからね(笑)。



それから今回「映画ってずるいな」って思ったのが、観ているうちにまたマンガ読み返そうかなって思っちゃうんですよね。

最初の20分ぐらいで思い出した!ってなる瞬間が何度もあって、伝言板にXYZって書くこととか、槇村香がいて、その兄で警官の槇村と署長の冴子もいて、海坊主に美樹とキャラクターが出てくる度にあー!ってなりました。

こうやって話していたら無性にマンガも読みたくなったので、いまシティーハンター全巻を買い直したくらいです(笑)。

それから『シティーハンター』ってどこか、ショーに近いところがあると思うんですよね。例えば、絶対に冴羽獠には銃弾が当たらないとか(笑)。アクションシーンはあるけど安心感もあるんですよ。


謎のメモ

実はぼく、このとき自分でも気づかないうちに疲れが溜まっていたみたいで、寝落ちしてたんです。そうしたらEvernoteによく分からないメモが残っていました。

これなんですけど

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もこもこもっこりパラダイスってあるんですけど、ここらへんで落ちてるんですよ(笑)。

――体調を心配すべきところかと思いますが、笑いが止まらないです(聞き手:Erina)

ぼくもなにが言いたかったんだろうって思ったんですけど(笑)。

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たぶん家族がエロ話のときだけ静かになる的なやつが、シティーハンターには搭載されているよねってことが言いたかったんだと思います。

他にも、気づいたことがありました。香と御国が夜景の見える綺麗なレストランでデートをするシーンです。2人は「乾杯」と言い合ってシャンパン飲むんですけど、ここでぼくは思ったんですよね。

人ってなんでみんなシャンパンを飲むのかな?って、

景気づけっていう言い方もありますけど、シャンパンって意外と人が早く酔うためのシステムなんじゃないか?と思ったんです。このシーンは後はホテルでっていう展開だと思うんですけど、より短時間でいい気持ちになって酔えるのがシャンパンなんじゃないかと。

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そういうためにあるのかな、もしかしてって、『シティーハンター』でシャンパンを学びましたね(笑)。

アニメと音楽

このあとに出てきたウォーフェア理論はさらっと観て、この次です!『キャッツ・アイ』の御三方が登場されてテンションが爆上がりました!!

やっぱあの音っていいですよね。もう『キャッツ・アイ』の曲が流れた瞬間に、世界観がそっちに持っていかれました。

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エンディングで流れた「STILL LOVE HER(失われた景色)」「Get Wild」もそうなんですけど、昔からずっと音楽が身近なところにある映画ですよね。

だからなのかな、全人類が幸せになるそんな映画だと思うんです。素晴らしかった。


香と獠

『シティーハンター』のいいところって、冴羽獠と槇村香がどこまでいってもくっつかないところだと思うんですね。でもぼくは分かってましたよ。香がウェディングドレス を着たシーン。

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みんなはその姿を見て「かわいい」って言っていたのに、獠は「いつもと変わらない」と言った理由。〇〇だからだろって、ぼくはすぐ思いましたよ。

そしたら最後にね。「ほらな」って思いましたよ、俺は分かってたよって。

あと「本当に強いのは自分のチカラを人のために使える人よ」っていうセリフが本当にいい言葉だなって思いましたね。

前にも書いているかもしれないんですけど、チカラやお金を持っている人が、それを使う先には ”自分のため・人のため・まったく知らない人のため” の3段構造があると思うんです。

そして全く関わりのない相手にチカラを使える人が、本当に強いんだなと思います。

極端な例えですが、もしも両親の体が不自由になることがあったとしたら「自分の体と替えたい」って思うんですけど、相手が全く知らない第3者となると少し考えてしまうと思うんですよね。だから「そこに対して行動できるってことが、本当の強さなんだろうな」ってぼくは思います。

少し話がそれるかもしれないですが、最近ビル・ゲイツさんや柳井さんの寄付について報道がありましたよね。あれを見たとき、正直「そんなことある?」「自分のお金、それを100億円も人にあげるってことある?」って思いました。

その理由も「政府のお金では、使用用途が限られてしまうから」「だから自由に使って、新型コロナウイルスの研究に役立ててほしい」ということでしたよね。これを知ったとき、素直にやばって思いました。

かっこいい、本当に。

右下の透かし
この映画で1個だけ気になったことがありました。右下にずっとロゴが表示されていたんですよね。これいるのかな?っていう疑問が止まらなくて。そこで誇示しなくてもいいのにって、ぼくはちょっと思っちゃいましたね(笑)。


ちょっと脱線しましたが、最高の映画でしたね。何にも嫌な気持ちがしなかった。ぼくは「今日はちょっとサントラ聴いてようかな」って思っちゃいましたね(笑)。

『キャッツ・アイ』『エンジェル・ハート』『シティーハンター』とか、なにも知らない状態で観ても絶対面白いと思います!

最高のエンターテイメントでした。この言い方は口が悪すぎるかもしれないんですけど、ストーリーとしてはシンプルなんです。

△△が出てきたときも「こいつ敵なのかな?」って分かりましたし、□□のあたりではそれが確信に変わりましたよ。「もう全員メンバー揃ったよね?この映画」って思いましたもん(笑)。

思いましたけど、それを最後までやり通されても全く嫌じゃなかった。

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――20年ぶりのオリジナルストーリーということで、表現の調整が求められる部分もあったかと思うのですが

シティーハンターを好きな人がちゃんと観るべき映画になっていましたよね。大きくストーリーを曲げることもなく、シティーハンターらしいツッコミがあり「あ、そうそう」「これこれ!」っていう楽しみ方ができました。

なんで、映画館で観なかったんでしょうね。あの新宿の、あそこで観ていたら...(笑)。

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(画像引用元:アニメ「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」公式


それではまた明日!

最後に。
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