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家族全員が能力を隠したまま話が進んでしまう「SPY×FAMILY」

先週からはじめた対話形式でおすすめマンガを紹介するnote。1本目は入門編として「彼方のアストラ」を紹介しました。noteをきっかけにマンガを読んでくれた人もいて、嬉しい限りです。

今回は、マンガがスタートしてからめちゃくちゃ評判がよく、今だからこそ絶対読んでおくべきマンガ「SPY×FAMILY」をご紹介します。(聞き手:成瀬夏実

鎌田さんは完結されたマンガを読むと言っていましたが、これはまだ2巻しか出てないですよね?

鎌田:SPY×FAMILYは表紙の絵がすごい好きで、これはジャケ買いなんです。

だから、読みやすい漫画だなと思って1冊目をスラスラ読んでいたんですが……これめちゃくちゃ面白いじゃん!って。最初の何ページかでグッと世界観に入っていって。

私も読みましたが、めちゃくちゃ面白かったです!

鎌田:めちゃくちゃ面白かったですよね!そんなことある?っていう。今まで生きてきた中で、タイトルしか興味がなかったんです。

タイトルだけで判断!?私は絶対失敗したくないので、かなり内容も吟味しちゃう派です。

でも、このSPY×FAMILYに関しては、作者の遠藤達哉さんをググって、Wikipediaで調べて、過去の作品を買おうかなって思ったぐらい、それくらい作者にも惹かれた作品です。

では、どんな物語なのか、あらすじ説明をお願いします。

鎌田:お父さんが「スパイ」で、お母さんは「暗殺者」なんです。だけど、お互いの職業は知らないんです。

タイトルだけ見ると家族全員がスパイかなと思って読んでましたが、違うんですよね。

鎌田:それでスパイの仕事として、危険な大物政治家との接触のために偽装家族を作り、娘を政治家の息子が通う名門校に送り込む仕事が舞い込みます。

まずは、入学させたい小学校のために、一週間後に子どもを作らなきゃいけない。そのために子どもも養子で引っ張ってくるのだけど、その娘が心が読める「超能力者」。
娘が、心の中で思っている両親の言葉が全部分かっちゃてるんです。そして、娘もまたその能力を隠しているんです。

全員が能力を隠しているので、一歩間違うとアンジャッシュのコントみたいな感じです。

確かに!アンジャッシュ感ありますね(笑)

鎌田:会話がズレているのに、なぜか物語が進んでいく。だけど、そこにちょっとした感動もあるんです。

たとえば、スパイのこの最初のシーンは、スパイを表現するには、一番分かりやすい最初の入り方だなと思ったんです。

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このシーンだけで、単純にめちゃくちゃ面白そうじゃんって感じで読み始めました。

あと、僕、すごいヒューマニズムで感動するタイプじゃないんで、この主人公の男性「黄昏(たそがれ)」の性格が、目的のためだけに生きている感じとかも、いいなと思っていて。

目的のために偽装家族でいつつも、子どものことを思う姿も表現されてていいですよね。

鎌田:1巻を読んで、こんなに次が待ち遠しいって思ったことがなく、もう次のKindleも、もちろん予約も買っちゃっています。

SPY×FAMILYもめちゃくちゃお勧めです。

今回も僕のおすすめシーンを抜粋してネタバレギリギリなところで頑張ろうと思いますが、前段紹介あったように一応ファミリーになり、入学という最初の試験に向かうまでですが、黄昏(父)とアーニャ(子供)が一緒になったあとの次に母を探すところで最初に会うシーンが印象的です。

アーニャの心が読める能力が展開を加速させます。

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スパイ遂行のための入学という関門に差し掛かったのですが最初からテストが仕掛けられていて(それもどんな学校だと思いますが)、見事に切り抜けるシーンとか爽快ですし笑っちゃいます。

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そんなアーニャがいよいよ面接というシーンから抜粋してますが、心を読めるという能力が発揮されてますね。

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もっと紹介したいところありますが、あえてこれくらいであとは是非読んで頂きたいです!!!
今日はこんなところで。

最後まで読んで頂きありがとうございます!スキ・いいねもよろしくお願いします!コメントもぜひ!またこれも初めての試みですがマンガを動画にしてます。こちらもよければご覧ください。

UUUM MANGA


それではまた明日!

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