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山手線上で繰り広げられる熱いバトル漫画『東京決闘環状線』

読んだあとになんとなく、あーうまいなって思っちゃったんですよね。

自分的な感覚としては『終末のワルキューレ』や、もうちょっと範囲を広げると『キングダム』に近いと思うんですが、史実と人々の記憶上の人物などを上手く組み合わせた作品なのかなって思いました。

あらすじ
戦後日本の復興と発展を支えた制度「決闘環状戦」。 それは、東京の大動脈・山手線を、血で血を洗いながら奪い合う、戦いである。 長らく膠着状態が続いていた最中、新駅「高輪ゲートウェイ駅」が 作られることから、決闘の火蓋が切って落とされようとしていた。 神田駅を受け持つ安田鯉之助は街の存続のため、戦いに身を投じる――。
(ゼノン編集部より引用)

まず、高輪ゲートウェイ駅ができた瞬間から、こんな作品をつくったことに大したものだって思いました。

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ぼく自身、生まれたのは巣鴨、住んでたのは大塚、遠足で歩いて行けるところにサンシャインがある池袋、高校生時代から最初の就職はずっと池袋だったり、UUUMの最初のオフィスも原宿なので、毎日とは言わないですが、山手線には切がないほど乗ってます。

当たり前ですが、全部の駅の名前、言えますよ。

そんなことが当たり前になると、たしかにこの漫画にあるように、なんとなくその駅の特徴というか文化がぞれぞれ違うなって思うんですよね。

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ストーリーとしては、各駅の用心棒たちが新駅の利権をかけて戦うんですが、キャラがかなり立っています。登場シーンのロケーション、決闘場、技に至るまで、土地の雰囲気を取り込んでいるんです。

巣鴨だったらおばあちゃんの原宿であるとげぬき地蔵商店街があったり(巣鴨なのに原宿、、)、原宿や渋谷だったら若者で、神田や東京、有楽町から新橋、浜松町、品川だったらビジネスマンがめっちゃいたり、

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上野方面はちょっと下町だよね、みたいなかんじがこの漫画では忠実に再現されています。

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前にI.W.G.P.について書きましたが、東京に住んでいない人があのドラマを見たら「池袋ってまじで怖いな」っておもうとおもうんですよ。


その感覚に似てる気がしますね。この漫画の感想は。ぼくは東京に住んでるのでそこまでではないですが、逆に自分の感覚と印象と答え合わせをしながら読めてしまえる、そんな漫画ですね。


あとは『終末のワルキューレ』みたいに、必殺技だったり、その駅の歴史みたいなものがもっと増えてくると、みんなに愛される漫画になりそうだなと。

しかも、このフォーマット、全国の路線でもつかえますよね、、

そう考えると今後の展開がますます気になる、おすすめの漫画です。


それではまた明日!


最後に。
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