大人になっても胸キュンできる恋愛マンガ「Paradise Kiss」

マンガのおすすめnoteをはじめて1ヶ月。僕はマンガが好きだけど、やはりマンガに興味がない人って生まれるんだなと思いました（笑）
初回の「彼方のアストラ」や「SPY×FAMILY」はマンガの入門編としてよかったみたいなんですが、そのあとについ自分の好みが強くなってしまい長編マンガを紹介してしまったので、今回は思いっきりハードルをさげて全5巻の「パラダイスkiss」をご紹介します。（聞き手：成瀬夏実）

Paradise Kiss　（１） (FEEL COMICS)

作者が矢沢あいですよね。ファンも多くて読んだことある人も多いですよね。私は読んでないんですけど…（笑）

鎌田：パラダイスキスって「ご近所物語」の続編なんです。ご近所物語では、矢澤芸術学院という服飾系の学校でデザイナーを目指す作品。この続きの話がパラダイスキスなんですよ。

でも、それだと「ご近所物語」を読んでないといけないのではないですか？

鎌田：僕は大丈夫だと思います。読んでないとわからないシーンはあるとは思うんですけど、それでも少ないです。僕は日曜にあ！と思い立ってパラダイスキス全5巻をさらっと読んだんですよ（笑）昔から読んでいるから、最後こうなるよな、と思いながら読んでいくんですけどやっぱり面白かった！僕の中でデザインって全く無関係なんだけど、それが面白いというか。

デザインの話もそうだし、恋愛の話も？

鎌田：人間模様も、高校生なんだよなーって。主人公の紫（ゆかり）は進学校に通う高校3年生。教育ママのもと育つんですが、学校と塾と家を往復する人生に、疑問を感じる日々を送るんです。

ある日、矢澤芸術学院の服飾科のメンバーにショーモデルにスカウトされる。だけど「あんた達の遊びにつき合ってる程ヒマじゃない！」と、偏見を抱いていたんです。だけど、メンバーと一緒に行動するうちに、彼らのひたむきに夢を目指す姿勢に惹かれていって、モデルという夢を持つようになるんです。で、生徒手帳を落としたところからファッションデザイナーを志すジョージとの恋愛が発展していく。そんな僕は、このご時世で生徒手帳落とすかよ！って思いながら読んでいるんですけどね（笑）

ここがそのシーンでもうすべてを語ってます。

じゃあ結構王道な恋愛物語ですか？

鎌田：王道なんですけど、このマンガのいいところって好きな人同士なんだけど、うまくいかないもどかしさがあるんですよ。

結構矢沢あい作品って夢と恋愛が混ざってて、ただ全てがうまくいかない（笑）どちらかをとらないといけないってことがすごく多くて。

少女マンガって綺麗に話がまとまりますけど、パラキスは現実的なところがあるんですね。

鎌田：最終的には別れちゃうんですけど、お互いが嫌いになってというよりは夢の一歩として彼がフランスに飛ぶんです。

フランスに飛ぶって時にやっぱり紫はついていきたいという気持ちになっているんですか？

鎌田：それは付いて行くっていうと男性側が嫌なんですよ。お前のやりたいことはそんなもんだったのかよ、みたいな。

それは心揺れるというか、少女マンガのパターンとして付いていきそうですけどね。

鎌田：女性が思う恋愛感はわからなくないんですけど、男性の夢に対することが一気通貫しすぎてて、別れが悲しいかというとそうは思っていなくて。

ジョージが今まで作った服を「お前に着てほしいんだよ」って全部置いていったんですよ。もうこのシーンは、かっこいいー！と思って。

じゃあお互い夢のために歩いていくんですね。

鎌田：紫は女優業もやったりして、高校の時に一番最初に好きだった人と付き合って婚約者になるんですよ。生徒手帳に写真を入れていたんですけど、結局ジョージに惹かれて振り回されたりすることになる。婚約者になるヒロくん自身は高校の時、紫に密かに片想いしていて気にかけていたんです。

なんですか、その展開。めっちゃ好きなやつです。

鎌田：これはもう読んでほしい！5巻しかないし、この胸キュンを…！日曜の夕方なんともいえない気持ちになりましたよね（笑）

恋愛を取るか夢を取るか。高校生だからこそできる胸キュンというか、人のこういう感覚を読めるのはいいなと思いますね。

ネタバレになっちゃいますが、僕的にはジョージが不機嫌になるシーンがあるのですが、その理由が大切な話をする以前に抱かれることを選んだからとか、、なんというかですよね。笑

今日はマンガでしたが、最後まで読んで頂きありがとうございます！またぜひスキ・いいねもよろしくお願いします！このマンガについてのコメントやそれ以外のコメントもぜひ！あとこの漫画どうですか？ってのがあればそれも。あとはUUUM MANGAもご視聴ください！日々新しいコンテンツが追加されますので！漫画だからとか毛嫌いせずで！！

それではまた明日！