日記 5月10日「夢に向けて」
一月。今年一年は、「夢」をテーマに、世界一周や、大学院進学に向けて動き出す心づもりでいた。
しかし、これまで色々と下準備を重ねてきたにも関わらず、やはり仕事を続けながら進学も、世界一周も、かなり難しいことが分かってきた。何しろ、働かないと、直ぐにジリ貧になってしまう。大学の教員になって、世界中を研究や調査で旅するという野望は、まだまだ先になりそうだ。
これは、個人的な旅への憧れが半分、もう半分は、自分にできることで、世界をより良くしたいと思っているからだ。小さい頃の夢は、天才科学者だったし、今もそうだが、シャーロックホームズとモリアーティ教授のファンだった。自分も、頭脳で世の中と勝負するのが好きだ。
若さ故のエネルギーなのかもしれないが、自分の中で、その思いが続く限り追いかけ続けようと思っている。
だとしても、今は、直接的に大学院進学や、世界一周に乗り出すのは時期尚早と分かってしまった。確かに、地域での活動や、職場での働き方も、少しずつ自分の得意領域であるプロジェクトマネジメントやコンサルティングが中心になりつつあるものの、何せお金と時間と立場が足りない。さらに、もっと、世界一周は何を目的とするのか、どうやって世界を変えていくのか、研究をどのように進めるのか、一つ一つ課題を設定し明らかにしていかなくてはならないが、世界や、キャリア教育や、地域等、自分の研究分野に関する情報が、知識が、まだ圧倒的に足りない。
だから僕は、今年一年は思い切って、旅をすることにした。いきなり世界一周ではなく、まずは国内の、行ける場所を巡り続けて、その結果や見つけたものをレポートしていく習慣を身につけていくことが必要だと思ったからだ。
ということで、これから、できる限り毎日、今までの旅や企画の記録をまとめあげ、考察をつけて提示していくようにしようと思っている。