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美声 メイキング

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暇を持て余すと、こうなります。
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記事一覧

爆発まで逃げろ。part2 砂漠編    ①馬の美声

まず浮かんだのが、「うまっちょ」というパフォーマンスグループである。

地元ネタすぎて恐縮であるが、自分が小学生の頃所属していた子供会の活動の中で、確か「うまっちょ」のパフォーマンスを見るみたいなことがあった。

小学生の頃、無感動であった記憶しかないが、それから時を経てうまっちょのパフォーマンスを拝見したところ、大変面白かった。

20年間も、このパフォーマンスを続けているのかと思うと、唯々尊敬

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「爆発まで逃げろ」~砂漠編~    茶色い大根の美声

前回、「逃げろ。」で使用したのは、「儂は、うんこではない」というストレートなものだった。

うんことは、動物一般の排泄物のうち、固形のものをさすと思う。

しかし、茶色くて長細いからといって、うんこと決めつけてしまったことを反省し、もう少し、クリエイティブな発想で、美声を考えた。

「おれさまにぶつかるとは。まさかお前、うんこだな?」

「爆発まで逃げろ。」~砂漠編~   オークの美声

「オークはこの世界に数多くいる?おお悔しいのお」

というダジャレは一瞬で思いついたが、ダジャレネタだけで渡っていける、美声界ではない。此処は、私の存在意義たる、丁寧な考察に基づく美声の考案も行うとしよう。

オークとは、「ブナ科コナラ属の植物の総称」という説明が最初に来る。

「そっちじゃねえ」と、弟に突っ込まれたので、恐らく「J・R・R・トールキンが創始した人間に似た架空の生物」の方だろう。ゴ

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「爆発まで逃げろ」制作メモ ⑥妖怪系の美声

1つ目、ゴースト。

マイケルジャクソンの曲「ghost」や、「スリラー」が、まずは思い浮かんだ。高校時代、毎日見ていた「MICHAEL JACJSON’S VISION」。英語の勉強は、いつもマイケルの曲だった。

歌詞の中の、「ghost smell room」が、どういうことなのかよく分からなかった。ゴーストの臭いって、なんだろう、と。日本人が思い描く「幽霊」と、西洋の「ghost」は、かな

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「爆発まで逃げろ」制作メモ     ⑤きのこの美声

きのこには、赤、緑、青が存在した。

①赤いきのこの美声

「赤だけが足りない」

「反逆のルルーシュ」は、大学時代の夏休み、一晩中かけて見ていた。

こうした素晴らしい作品をみる度に思うのは、「既にこの世にあるのかあ」という、自身が作り上げたかったのに誰かに作られていたことに対する喪失感のようなものと、その世界の中に留まり続けることはできないという、疎外感である。

(参考:https://ww

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「爆発まで逃げろ」制作メモ     ③岩の美声

岩の美声については、これまでも様々なバージョンを考えてきた。

岩は、「逃げろ」シリーズにおいても、ボスの「攻撃」を象徴するものである為に、出現箇所も多く、ネタを大量にプールしておく必要がある。

岩の美声についてだが、大きく以下の2種類に系統立てることができる。

①ロック系 …岩であることを生かした台詞回し。

②状況説明系 …「いきなりやられちゃったねえ」等。

③擬音系 …「ゴロゴロゴロ、

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「爆発まで逃げろ」制作メモ     ②階段の美声

階段を降りる際の効果音についてだが、ヤフー検索すると、以下のような面白そうな結果が出てきた

①階段を下りる女(ベルンハルト・シュリンク)

 また、詳しく読んだら解説を編集するが、切ないラブストーリーらしい。

②夢占いの結果

 将来への不安等を暗示するらしい(占い、よく分からん)。

③生理現象として、階段を下りる夢を見ることがある

 「ジャーキング」と呼ばれる、入眠時の筋肉の弛緩減少と関

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「爆発まで逃げろ」制作メモ     ①蝙蝠の美声

これは、次回作「爆発まで逃げろ」の声の制作メモである。

①こうもりの美声

こうもり(脊椎動物亜門哺乳綱コウモリ目、別名は、「天鼠」「飛鼠」)

と聞いて思い浮かぶのは、

「こうもり序曲」(ヨハンシュトラウス作曲) 

「蝙蝠天井」

くらいであった。

ヨハンシュトラウス「こうもり」は、「オペレッタ」である。

「オペレッタ」とは、ヨーロッパ生まれの音楽劇の一種で、歌やオーケストラの演奏する

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