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『蒲ノ穂國』 京都の蒲鉾の擬人化

さて皆さん、前回の記事で発表したかまぼこの擬人化企画!
今回から、いよいよ開始していきますよ〜。
まずはクリエイターページのバナーにも登場している、京都のかまぼこの擬人化キャラからやって行きます。
さて、どうなりますかお楽しみに!

かまぼこの選定

今回は古都である京都のかまぼこということで、歴史が古く、かつ京ブランドの材料を使用した物が良いのですが・・・。
おっ、「九条ねぎしんじょう」このかまぼこは良いですね〜。
「しんじょう」は、江戸時代から日本で食べられていた和食料理の一つ。また一説では1580年、安土桃山時代の古文書に記されていたということもあり、江戸時代より前から食べられていたとも言われている。
また、「九条ネギ」は言うまでも無い京都のブランド野菜!
これで行きましょ〜。

イメージ決定

要素抽出

モチーフは決まったので、要素を書き出して行きますよ〜

かまぼこ本体からの要素

  • 色は白い

  • 九条ネギが入っている

  • 原料の魚はスケソウダラ、グチ、ハモなど

地域からの要素

  • 日本有数の古都

  • 公家文化のイメージ

  • 伝統的にハモ料理が有名

この辺りですかね〜

要素を元にイメージを固める

  • 色から肌色は色白

  • 九条ネギの太くて長いイメージから、長物としてネギのモチーフを入れる

  • 原料の魚とハモ料理から、服装にハモのモチーフを入れる

  • 公家文化のイメージから、服装は十二単か公家の男装

この辺りで描き始めましょ〜

ラフ画作成(絵の設計図みたいな物)

線ラフ

さあ、描いて行きますよ。
カメラアングルは見下ろし気味の構図にしましょうかね。
服装は十二単か公家服か・・・、なかなか悩ましいですが。
私は基本カッコイイ女子を描きたい人間なので、公家服にして男装の麗人的なイメージで描きましょう。
表情は少し怪しげな感じにして、ネギは刀としてデザインに入れましょう。
ハモは袖に組み込むと面白そうですね〜。
よし、描けました。

カラーラフ

色はどうしますかね〜?
高貴な色である紫を、髪色や瞳に使用。
公家服のベースは落ち着いた色の紺でまとめましょう。
ただ、紺色ばかりだと単調なので、インナーに明るい緑色を使って鮮やかさを出しましょう。
ネギとハモは現物の写真をよく確認して塗ります。
よし、こんなもんですかね〜。

仕上げ

清書(陰影や線を整えます)

この工程は特段書くことはありません。
ただひたすらに整えるべし!

仕上げ(色味調整や光をあてる)

光源は右上(キャラの背中から光をあてる)を設定
顔周りの色がくすんでいたので、色味調整。
右腕を霞ませて距離感を演出。
背景とロゴを入れたら〜、完成です!

おわりに

長々とお付き合いいただきありがとうございました。
このような感じで製品の特徴を伝えられるイラストを描いて行きたいですね〜。
実際の商品を元にキャラクターデザインをやることになれば、パッケージを服の要素に取り込んだり、伝えたい味や性能を性格や顔のイメージに取り込んだり等々よりニーズにあったイラスト制作も出来そうです。
より良いキャラクターデザインができるように精進して行きます。

活動に興味を持っていただけた方はスキやフォローしていただき、今後の記事もチェックしていただけると幸いです。

では、次の記事をお楽しみに〜

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