死にたいまんまで生きていく

最初にここでブログを書いた高校一年生のとき、きっと私は高校生のうちに死ぬんだろうと思っていた。
それなのに、私はのうのうと生きて、いつのまにか何かに追いかけられる日々だった受験期間を乗り越えて、第一志望の大学に合格してしまった。
幸せになれるかと思えば、孤独感と自己嫌悪はどうやったって治らず、今もまだ死にたい気持ちと物語の主人公になりたかった気持ちを拗らせている。

大学に入ってからは憧れていた運動部に入ったが、人間関係が上手くいかないうえに同期の中で一番に下手で、今度、11月の大会が終わったら部活をやめる決意をした。

これからもきっと私は生きるのがつらいまんまなんだろう。いつか幸せになれる、それかいつか死ねると思いながらずっと死ねないんだろう。きっと人に自慢できる技術も、のらりくらりと生活する能力も、休日一緒に出掛ける友達も有意義に使うお金も時間もないまま死んでいくんだろう。

もう、仕方がない気がする。
変な愛情と憧れと後悔とプライドといろんなものを拗らせてこれからも生きていくんだと思う。

今を幸せだと思えなくても、昔は良かったと思うことはできる。それが私にとっての人生の輝きなんじゃないだろうか。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?