ゲーム制作はスキルの押し売りになったら終わり
ゲームでも漫画でも歌でもなんでもそうだけど、その作品が”作者のスキルを自慢するだけの創作物”になったら終わりだと思いました。
ポートフォリオだったらそれで良いと思うけど(むしろそうである必要があると思うけど)消費者へ販売するものであった場合、それであると作者と購入者との間にかなりのギャップが生じると思います。
今回は自分のために
”やらかさないように今のうちに戒めておくべきこと”
をメモしておきます。
作品が”スキルをひけらかす物”であったらマジでやばい
「俺ってこんなスキルがあるんですよ!!すごいでしょ!?」みたいな作品のことです。
ゲームとか漫画ならグラフィックだけ最先端。
歌だと不要なビブラートかけまくり。
こんな感じです。
こんなことにならんやろ、と思うかもしれませんがハッキリ言って私は一部のプロをのぞいてほとんどの作品はそんな感じだと思っています。
なぜそんなふうに感じるのか。
それはその作品に”不要なものが含まれているから”です。
明らかに「コレ要る??」と思う要素が入っている。
ちなみに要素と要素がアンマッチしている場合もこれに含まれます。
例えば”ものすごく高級な生クリーム”を持っていたとしてもカレーには入れないでしょう。
あるとすれば
”その生クリームを所持していることを自慢したかった”
そんな感じです。
本来その作品を表現するのに必要のないものが含まれている。
このノイズこそが相手に違和感を感じさせ「自慢したいだけなのかな?」という疑念を生む。
誰もそんな作品求めていません。
不要な要素なら入れないほうがまだマシ。
「とりあえずせっかく持っているから・・・」という理由でむりやりその要素を入れたがるのが人間です。
がんばって習得した技術を誰かに評価されたいのは人間の性ですよね。
でもその要素は本当にその作品をよくするのか?
それをよく考えてほしい。
先ほど述べたように不要な要素はノイズを生じさせます。
そのノイズは消費者に違和感と疑惑を抱かせます。
創作物において”要素の足し算はできても、要素の引き算ができる人”というのは、あなたが思っているよりもずっとずっと少ないです。
人間、持っているスキルはすべて入れたがり(評価されたがり)ます。
勇気を持って今回は入れないでおく。
そもそも必要な要素だけを学んでいく。
自慢する目的で習得しない。
忘れずに頭に入れておきます。
最後に
私はゲームクリエイターとしては2ヶ月のキャリアしかありません。それもアマチュアとしてです。
そんな私がこんなに偉そうにゲーム制作の考え方などを書き込んで良いのか。
全然良いと思っています。
私はクリエイターとしては2ヶ月ですがプレイヤーとしてはキャリアは30年以上です。
そしてクリエイターはプレイヤー(消費者)に楽しんでもらうことを想定して作品を作ります。
であるならば、プレイヤー目線で「こんな作品にはしてほしくない!」と意見を書くのは普通だと思うし、クリエイターであるならばプレイヤーの意見は当然聞くべきだと思う。
だから正直に書きました。
クリエイターはクリエイターの為じゃなくてプレイヤー(消費者)の為に作品を作っている。
めちゃくちゃ基本だと思うけど気づいたら忘れていそうなのでメモしておきました。
偉そうに書いてごめんなさい。
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