コロナ禍でぼんやりと考えた趣味のこと(老後も見据えて)
新型コロナの影響で自宅で過ごす人が増えました。
インドア派の人達にとっては趣味を楽しむチャンスだったかもしれませんが、アウトドア派の人達にとっては煩悶の日々だったかもしれません。
以前、「多趣味で活動的だったお爺ちゃんが、足腰が弱って歩行が不自由になってから急速に弱ってしまい・・・」という話を聴きました。
そのお爺ちゃんは、ドライブや釣り等、身体を動かす系の趣味しか持っていなかったため、足腰が弱ってから趣味の大部分を奪われたのです。
趣味を奪われるのは、”生きがい”や”幸福”を奪われるにも等しいこと。
その話を聴いてから、趣味の偏りは老後も見据えた人生設計において、リスク要因になり得ると思っていました。
投資においての分散戦略のごとく、趣味も偏りなく分散させた方がリスクを回避できるのではないか。
ということで、昨今のコロナ禍の社会変化を見て、己の”生きがい”や”幸福”を守るため、「趣味のバランス」というものについて、ぼんやりと考えています。
バランスを考える上で趣味を分類すると、
■身体を使う趣味
■頭を使う趣味
という感じでしょうか。
これに「電気&ネット環境が必要かどうか」という軸も必要でしょう。
私も含め、北海道在住の多くの人は、2018年9月の北海道胆振東部地震を経験しています。
あの日、北海道全域が停電し、長時間ネット環境も不安定になりました。
当たり前ですが、電気もネット環境も、未来永劫存在して当たり前のインフラではないのです。
例えば、読書を趣味にするとしても、電子書籍に偏重するのはいささかリスクがあるかもしれません。
お気に入りの紙の書籍も手元に置いておきたいところです。
バランスが大事。
この先、加齢に伴い、身体を動かすことに何かしら制限が出てくるかもしれません。
コロナ禍の社会変化も続くでしょう。
人生のどの局面でも、趣味を絶やさないようにしておきたいところです。
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