カルワー・チョウト

今年は本日11月1日がカルワー・チョウトの日。詳細はWikipediaにお任せ。

要するに、妻が断食して夫の健康を祈る日。もともとは北インドの風習だけれど、商戦だったり映画だったりの影響で、以前よりもこのお祭りを行う人が増えたらしい。

そういえば、住まいのアパートの地下にあるマンディルというか礼拝所で早朝からじゃかじゃかプージャをやっていたのはこのせいか。
雨季が明けて以降、やたらにヒンドゥーの祭礼が続いている。断食を伴うものが多いが、この断食、地方や個人によって程度に差があるらしい。完全飲み食いNGから始まって、水はOKとか、果物はOKとか、サゴヤシでん粉はOKとか、かなりグラデーションがある。なんかもう、それは断食ではなくて8時間ダイエットとか、ただ胃腸を休ませてる人とかなのでは…という感じすらあるが。

授業中、「妻のために夫が断食する祭礼はないのか?」という質問に対して、KHS講師の答えは、「ない。けど、最近の若い人は、奥さんが断食するなら自分も一緒に断食することもあるらしい」とのこと。何ごともアップデートされるものですね。


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