見出し画像

ワクチン接種2回め

前回から1週間後のワクチン接種。今回はこちらの3種類。

狂犬病2回め … 全3回の2回め。銘柄は前回と同じChirorab / Bharat Biotech。

破傷風 … 母子手帳に接種記録があったためか、この1回で終了。有効期間10年。Tetanus Toxoid。ミツビシのハンコの上にデンカのシールが貼られていて、どちらかわからない。OEMか。

日本脳炎1回め … 次は1年後。インドで接種してもよし、日本で接種してもよし。Jenvac/ Bharat Biotech。これもインドメーカーですやん…。

お会計は32,450円なり。1回めとの累計で約8万円。高い。高いよ。会社経費で落とせるならともかく、個人でこれはかなり負担が重い。狂犬病、破傷風などの「起きるかもしれないリスク」の重要度を上回る「すでに発生している大問題」じゃないか。

あまりに費用が高いので、本当に接種する必要があるのか、つらつら調べて考えた。

狂犬病について、海外で動物に噛まれて日本で発症した事例は1970年以降で3例らしい。(1970年ネパールから帰国が1件、2006年フィリピンから帰国が2件)邦人が現地で発症したケースは、ゼロなのか、把握の対象外なのか、という点はわからない。

上記リンクの資料を読んで以下のようなことが分かる。
・国内外でワクチンが迅速に入手できるとは限らない。
・動物に噛まれてから発症まで1か月〜数年かかるらしい。
・発症しても、事例がまれなため、速やかに狂犬病と診断されるとは限らない。
・動物に噛まれた後、自分が狂犬病に感染しているかどうか、発症するまで確認できない。あえて言うなら、噛んだ動物が発症するかどうかを観察するしかない。(そして発症したら死亡率100%)

…やっぱり怖いね?? 例えば、野良犬に噛まれてパニック起こして、走り回って車にはねられて、その事故のショックで野良犬の記憶が曖昧になったりしたら詰む、ってことですね。

感染有無を調べることはできない、というのは厚労省のサイトに書かれているのだけれど、一般的に、普通の人が普通の病院で「今日、ウチのワンちゃんに噛まれたんでー、狂犬病の検査できますか?」と言ったところで保険診療の点数設定ないし、病院には診断のための機器も技師も試薬もない、ってことですかね。検査体制確立前のコロナを考えればなんとなく想像できる。感染研まで話が通ればPCR法で検査できるかもしれないけれど、彼らの仕事は研究であって治療ではないので。海外で噛まれたなら感染確認なんかしないでとにかくワクチン接種、ということなんでしょう。

結論としては、大人しく大金払って接種することにします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?