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テスト

KHSでは、中間テストと年末テストの2回、テストがある。中間テストが3 割、年末テストが7割で、総合して何割以上だかの点数で合格となるらしい。正直、まともな説明などないので、前年から来ている学生に聞くとかシラバスを見るなどして情報を補うしかない。中間テストはデリー校作成、年末テストは本社(アグラ本校)作成らしい。

今年は、12月13日から22日までがテスト期間。なんと、もうあっという間だ…。1日に1科目、2時間のテスト。授業はなし。テストの翌日はお休み。その翌日に次の科目のテスト、というスケジュールらしい。

さて、ヒンディー語では、「テストを受ける」を परीक्षा देना と表現する。直訳すると「テストを与える」だ。なぜ、「テストを受け取る」と表現しないのだろうか、と思っていた。「テストを受け取る」は、परीक्षा लेनाで、これは、逆に試験を実施する学校側が主語の「テストを実施する」の意味だ。
KHSの授業を受けていて判明したのだが、ここ数日の教員側の態度が「アテクシが教える期間は終わりました。アテクシの仕事は終わり。後は、あなた達が試験の時に、回答を書いて提出するのよ。つまり、あなた達の仕事だから、アテクシは関係なくってよ」という状態。なるほど…こりゃ、देना、与える、という表現になるわけだ。授業で受け取ったものを頭から引っ張り出して、整理して、提出する感じ。確かに、試験で我々が何か受け取るかというと、何も受け取るもの(知識)はない。問題用紙だけだ。

…とまあ、こんなことをグダグダ書いている暇があったら、中世後期の代表的詩人の名前と作品を暗記せねばならぬ。

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