ガスのお値段
朝夕涼しくなってきて、そろそろ冷水での水浴びが厳しくなる予感がしてきた。都市ガス(?)が部屋に通ってはいるようだが、開栓したら最後、一生解約させてくれないNHK受信料方式だという話もあるので、ガスボンベを導入することにした。
住まいの近辺には全くそれらしい店が見当たらず、人手を借りて調べてもらって、メトロで数駅先にガス器具マーケットがあることが分かった。そこで小さな赤いボンベを購入。3キロぐらいで、自分で運べる重量。トップに鍋を載せられる部品をつけてもらって、トータル450ルピー(800円)。独立した普通のガステーブルに接続することもできるはずだけれど、ひとまず一番安くて簡単なものにした。
販売用ボンベにガスは充填されていないので、今度はガスを売ってくれる店を探す。中央デリーのとあるご家庭でもっと大きなガスボンベを使用していて、充填済みのボンベと交換するところを見ていたので、まさか自分でボンベを運んで充填してもらう方式だとは思っていなかった。ただ、「配達待ち」をしなくてもよいのはむしろ好都合かもしれない。
「だいたいあの辺りにあるよー」「あっちだよー」「もうちょっと先だよー」という情報から、住まいの割と近くで充填してもらえることが判明。いやしかし、いわゆる普通の雑貨店ぽい所に大き目のガスボンベが置いてある。それに赤ボンベを繋げて量り売り方式。消防法…危険物取扱…いろいろ頭をよぎるが、ここはインド。赤ボンベにはMAX4キロ入るらしいが、安全を見て3キロまでしか入れない、ということだった。1キロあたり100ルピーなので、300ルピー(500円)。日本のカセットコンロよりは割安、家庭用プロパンガスよりは割高、かな?
トータル1300円でガス環境が整ったけど、サバイバル感が増しただけのような気がしてならない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?