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中間テスト結果

休暇明け、1月8日から意外とまともに授業が再開された。各講師の最初のクラスで、12月に実施された中間テストの答案用紙が一瞬だけ返却され、学生各自で確認して点数を控えるように言われる。おそらく、後から「採点がおかしい」と抗議するタイプの学生や、採点が不得意な講師のエラーや集計ミスを封じ込めるのが目的かと思われる。間違っていたところについて、多少の解説もしてもらった。

どの科目でも「特徴を書け」「要約せよ」という記述式の問題が多く、例えば1問5点配分のところ、文章が短いというか、要点を逃した書き方だと減点となる。その代わり、軽微なスペルミスや文法エラー、不自然な表現等は減点対象とならないようだ。一方、ディクテーションや、類義語・対義語を書くような設問でのスペルミスは減点となる。この採点基準のお陰か、想定していたよりは得点できていた。

KHSはインドらしい教育方法で暗記詰め込み型なので、なかなか学生の評判はよろしくない。「いかほどの意味があるよ…」と誰もがぼやく。とはいえ、死にものぐるいで暗記したうえで、解答を提出して、その結果、「ここのところは、こういう書き方のほうがもっと良いよ」「これはxxと混同したね。正解はxxだよ」など教えてもらうことで、理解の度合いが大きく深まる。願わくば、このようなトライ・アンド・エラーが日々の授業の中で細かく取り入れられているとよいのだけれど。

終わってみれば、なかなか楽しい経験でした。お陰でラーム・チャリト・マーナスの7巻タイトル全部覚えられたし。

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