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殺伐としているか…?

久々に、楽しい夢の中で目覚めました。
どんな夢だったか思い出せないのだけれど、「ああもうちょっとこの世界にいたい…」と思いながら目を開けました。

わたしは結構、家族が亡くなる夢とか、黒ずくめの人に襲われる夢(コナン?笑)とか、元彼が出てくるとか、おっかない夢ばかり見るので、珍しいことです。

楽しい夢を見るというのは、もっと幸福な事かと思っていたけれど、夢の中の幸せな気分と現実とのギャップに、少し虚しくなるものなのですね。

夢の中でわたしは、友達とワイワイしていたような気がします。語って、笑い合って…。

わたしは、昨晩夢を見た日には、朝に必ず、「夢占い 〇〇(夢の内容)」と検索しています。
今朝の夢はまだ検索していませんが、わたしの経験上、悪い夢は良い事の予感、逆に良い夢は苦しさを抱えている裏返しである事が多いです。

楽しい夢を見たという事は、何かストレスを抱えているのか…?

東京に越して来て1週間。
確かに東京という場所は、「楽しさ」とは少し離れた所に存在している気がします。

こう言うと、東京で生まれ育った方に、「わたし達だって楽しく生きている」と怒られそうですが、それが率直な印象なので、許して下さい。

東京に来る直前、いつもお世話になっている方から、メッセージを貰いました。
その方は、東京で生まれ育ち、今は地方に移住している方。

「客観的に見た東京は、とても殺伐としている、という印象です。」

殺伐

とは何でしょう?

ネットの辞書によると、「殺気が感じられるさま。また、うるおいやあたたかみの感じられないさま。」とあります。

「殺伐」

言い得て妙だと思いました。

さすがに、「殺気」と言うほどの雰囲気は、まだ感じていませんが、なるほど、その後の「うるおいやあたたかみ」は、わたしが住んでいた街に比べて、殆ど感じられないのです。 

数日前の雨降る夜、駅から家まで歩いていたら、前にいた習い事帰りらしい小学生の女の子が、スマホのケースを落としたようでした。
女の子は音に反応して少し振り返ったけれど、そのままスタスタと歩いて行ってしまう。
ちょうど落とし物の脇をわたしが通りかけたので、拾って駆け寄り、彼女に渡しました。
すると彼女、不審者を見るような目つきでわたしを見やり、ケースを受け取った後、またスタスタと歩き出しました。

いや、彼女に対して、人の親切に対して無礼だと言いたいのではありません。
寧ろ、こんなの、親切には値しません。
単に、ちょうど通りかかった、前の人の落とし物を拾って渡しただけなのですから。
普通の事です。
なのに何というか、「そんな親切、結構です。」みたいな顔をされたのでビックリ。
別に普通に、「あざーす」くらいで言いのに。

東京の街は、(こう一括りにするのは物事を単純化してしまうので嫌なのだけれど)、余りに、他人のちょっとした親切に不慣れな気がしました。

うるおいやあたたかみの感じられないさま。

こう言う事を、指すのかもしれません。

東京に来てまだ、一度も夜飲みをしていません。
まぁ、こういうご時世なので当たり前ですが、今までは、半分仕事柄、ほぼ毎日飲んで喋って暮らしていたので、ちょっぴり寂しい気がします。

「まぁ、美味しいもの食べていっぱい飲もう!」精神に溢れた博多っ子には、何ともつまらない。

土日休みはまぁ、色々過ごし方があるとして、忙しい平日の夜、ちょっとした空き時間、皆は何をして過ごしているのでしょう…?

今日は花金、誰か教えて下さい(笑)

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