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エストニア最大のスタートアップイベント "Latitude59"に行ってきた

少し期間が空いてしまいましたが、今回のテーマは、先日参加したエストニア最大のスタートアップイベント「Latitude59」についての記事。イベント会場ではたくさんのスタートアップ企業によるプレゼンテーションやデモなどが行われ、大変有意義な時間となりました。

参加された方はイベントの振り返りに、参加できなかった方はイベント内容の参考に、ぜひご覧ください!

▼Latitude59 とは

Latitude59は、近年その規模を急速に拡大しているエストニアのスタートアップイベントです。ただし参加者は2日間で2,000人ほど。日本人は100人以上参加していたようです。会場内の日本人の多さは、少し異常に感じるほどでした。ちなみに、参加に必要なチケットは早割で約20,000円でした。

▼各トピック振り返り

① プレゼンテーション

5月25日のGDPR(ヨーロッパの個人情報保護法)施行に伴い、データ管理に関するトピックが多かったことが印象的でした。

具体的には、FacebookやGoogleといった大手IT企業がデータを集中的に持つことのリスクについての説明や、今後、より非中央集権的なデータ管理が進むのでは、といった示唆が含まれていました。

「メッセンジャーアプリを開いてください。Facebookでも何でも。そして誰かとのチャットの画面を開いて。そうそう。そうしたらスマートフォンごと隣の人と交換してください。ね、パニックになるでしょう?」と実際のアクションに関連付けて理解を促していて、素直にプレゼンが上手だなぁ、と感じた次第です。(笑)


またAIのセッションでは、同じ内容のCVであるにもかかわらず、男女で合格率が変わっていることや、Googleにゴリラとタグ付けされてしまう黒人など様々な実験結果を紹介し、我々人間の思考にバイアスがかかってしまうことはある程度いたし方ないことなので、そのことをを受容した上でAIに対するインプットをしていくことが重要といったディスカッションをしていました。


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サポートしていただいた暁には、よりディープなエストニアを探訪してきたいと思います。今年は色んなサウナを巡る予定です。