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倒産させた経験がある社長は日本では“敬遠される”のに、なぜ華僑の周りや中国では“人気者”なの?

倒産させた経験がある社長は日本では“敬遠される”のに、なぜ華僑の周りや中国では“人気者”なの?

昨日、失敗には代償があるという話をしました。
起業する前に経験できる失敗の数は、ある意味“財産”です。

改めて「失敗」についての考え方は、日本人と華僑や中国人とでは違うなと感じています。
例えば、倒産させた経験がある社長(以下、倒産社長という)が再び起業する時にはどう思いますか?

どちらかというと、日本では敬遠されるイメージが大きいのではないでしょうか。
倒産社長がもう一度起業する場合、“この人について行こう”と思いますか?
いや、あえて近寄らない人が多いでしょね。

でも、華僑や中国人の考え方はそれとは真逆です。

“倒産した”、“倒産させてしまった”という経験は普通の人では経験できないことですよね。

ということは、“とことん失敗した”ということですよね。

失敗するパターンを1つや2つ他の人よりも多く知っていますよね。

華僑や中国人は、
もし、倒産社長がもう一度ビジネスをやるという時には、いくつかのプラス要素があると考えます。

1. 失敗する確率は、倒産したことがない人よりは低い。
なぜならば、失敗するパターンを他の人よりも多く知っているから。

2. 一度失敗したにもかかわらず、再びチャレンジしている。
ということは、根気強い人ですよね。強い精神力の持ち主ですよね。

3. 失敗したにもかかわらず、もう一度やる?
ということは、おそらく成功する鍵を持っている。

もしかしたら、すごくいい商材を見つけたのかもしれない。

もしかしたら、すでに販売ネットワークを抑えているのかもしれない。

そうでなければ、あれだけ大変な思いをしたのにもう一度チャレンジしようとはならないでしょう。

そういう意味を踏まえて、華僑や中国では倒産社長がもう一度企業しようとした時には意外と大勢の人が集まってきます。

失敗は実はとても大事な財産です。
失敗は成功の母。

飽きるほど聞いた言葉ですが、

大事なのは、
失敗の数、失敗のタイミング、失敗の仕方から何を学べるかです。

何も学べない人にとってはただの傷痕、学べる人にとっては大事な財産となり、成功への階段、起業後の保険となります。


本日の朝日記は以上です。

今日も元気にいってらっしゃい😊

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