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栗の渋皮煮!赤ワイン仕立て。

 このところ、『山葡萄で地域おこし』へと、クラウドファンディングに
チャレンジすることにしました。

 山葡萄といえば、ポリフェノール、アントシアニンが豊富なので赤ワインのイメージなのでしょう!

 飲む習慣のない赤ワインを、ここ約一年余り、せっせと試飲しまくり
ました。
   基本、日本ワインを中心に、山葡萄系にこだわって、北海道十勝ワイン
から、東北岩手県の『葛巻ワイン、エーデルワイン』、お隣の秋田県の
『このはなワイン』、山形県の『月山ワイン研究所』、県内のワイン工房
あいづ『ホンダワイナリー』。栃木県のココファームワイナリー、長野県の『伊那ワイン工房』が仕込んだ山葡萄のワイン、福井県の『白山ワイナリー』、岡山県の『ひるぜんワイナリー』、大分県の『安心院葡萄酒工房』、宮崎県の『都農ワイナリー』。沖縄県では縁あって、知り合いのソムリエさんのワインバルにて、沖縄県産山葡萄のリュウキュウガネブで造った希少なワイン『涙 なだ』を試飲させていただきました。

 そもそも、沖縄産の山葡萄でワインを作るなどとは、及びもつかない
世界!なぜにそこまで夢中にさせるのか?

 私が荒廃農地を整理し、山葡萄を定植し始めてから、4年の歳月がたって
おりました。月山山麓に生育していた優良品種とはいえ、異なる環境で、
どんな結果を見せるのか? 極めて道楽的要素の強い試験栽培でした。

 そして、3年目の作年、初めて山葡萄を収穫できました。
これといった消毒をせずとも、自家用には十分すぎる収量に恵まれました。
「面白いなー!」

 仲間にも声掛けして、二人が遊休農地に山葡萄を数本植えました。
私もさらに、田んぼと遊休農地に、約20アールほど増やしてみました。
5月の開花期に、人工授粉にもチャレンジしました。

「結実も良好!」

 しかし、今年の記録的な長雨、そして暑い夏。
病気に、虫害!最低限の殺菌と消毒をせざるを得ませんでした。
田んぼに植えた山葡萄は、土地になじめずに成長せず、数本枯れる始末。
素人の悲しさ、山形に通いながら指導いただくも、勘所がわからない!
結局、一つ一つ問題を把握しながら、葡萄と対話していくしかないんだね!
農業普及所にも指導を仰ぎました。「ハクビシンに困ってます」と。

 もう、すっかり秋の収穫、栗が落ち始めました。
妻の得意になってきた栗の渋皮煮、手間のかかるお仕事です。
今回は、赤ワイン仕立てがいいのではとのご提案をいただいたので、早速
お願いしてみました。
 さっぱりしたお味、ワインの香り!
流石に、山葡萄ワインで仕込みとはいきませんが、癖になるかな?
六十代もすでに、半ばなり!
あとに悔いなき人生のために、クラファンで山葡萄の試作品作りに
励みましょう!



 







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