日本在住日記#2 スタバ
スタバの小洒落た雰囲気が苦手で僕のような田舎育ちのものを寄せ付けないような空気を感じられるので、いつも飲み物を注文するときは変な緊張をする。以前スタバ特有のショート、トール、ベンティといったサイズ表記を知らず「普通サイズで。」と頼んで
店員に「え?普通ですか?え?トールですか?」
僕「トール?いえ、普通で。」
店員「。。。」
と恥をかいたことがあるが、今回は予習済みだから心配ない。僕は堂々といった。
「スターバックスラテの、トールのホットサイズで。」
間違えた。さすがにスタバといえどホットサイズなどない。
そんなこんなで今回も恥をかいて店内で友人を待っていた。友人は遅刻魔だ。一時間遅刻なんてザラにある。そいつは日本人とオオサカ人のハーフで遅刻したときはいつも変な言い訳をする。今日はどんな言い訳をするんだろうか。
「2歩進んで1歩下がってたら遅れました」
「信号が紫色で進めばいいのか止まればいいのかわからず遅れました」
「自転車からタイヤ一つ借りて一輪車にして来たら遅れました」
「服を着るか全裸で行くか迷ってた」
「人生の道に迷子になっていた」
「コーナーで差をつけれなかった」
「アリバイ工作してたら遅れました」
「時差で」
「反り立つ壁が超えれなかった」
「海路で来たら遅れた」
そんなことをずっと考えて待っていたらテーブルの上のラテはアイスサイズになっていた。
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