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スラム街だから貧しいのかな、日本だから豊かなのかな

こんにちは、かえでです。

あなたは
フィリピンの「スモーキー・マウンテン」という
ところをご存じですか??

ちなみに、いままで僕は知らなかったです。。。(笑)

簡単に説明すると、

もともと首都圏で出た廃棄所として使われていた場所に
少しでもお金を得るためにごみを集める人が増えた
東南アジア最大といわれるスラム街です。

そこに行かれている日本の方の記事を見て
いろいろ思うことがあったので書いていこうと思います。


スモーキーマウンテンは
フィリピンで治安が悪いといわれている
マニラの中にあり、その中でも治安が悪いことで有名だそうです。

だから、僕たち日本人を含めた観光客は
特別なツアーや許可でもない限り

立ち入ることすらできない、危険な場所です。

フィリピンは発展途上国の中でも
都会はかなり栄えている印象ですが、
やはり発展には代償があるんですね。

写真からしかその印象はわかりませんでしたが、
とてもじゃないけど
住めるような場所ではなかったです。

興味があれば実際に行かれた方のブログなどに
訪れてみるといいです。


写真もあってわかりやすいです。

なにより、行ったことない僕なんかが伝えるより、
臨場感もあるだろうし、

言葉の重みが変わってくると思います。


で、なんでこの話をしようと思ったかというと、

写真の中の

こどもやおじいさんに目を惹かれたからです。

スラム街のこどもたちの瞳は澄んでいて、
輝くような明るい笑顔をしていました。

あるおじいさんはその記事を書いた方と一緒に
とっても楽しそうに写っていました。


そして、ふと思ったんです。

以前の僕は
極貧の過程に生まれた方や
足が不自由で車いすで移動する方など

環境や身体に恵まれない人たちを見て、
彼らを「かわいそうだな」という哀れんだ目で見ていました


スラム街に住む人たちは
日本よりはるかにひどい環境に住んでいるから
生きているのもきっとつらいんだろうな、と
そんなことを勝手に思っていました。


でも、自分の過去を振り返ってみて、僕は思ったんです。

スラム街という、お世辞でも良いとは言えないような
環境で暮らしている人達がいる一方で、

日本というめちゃめちゃ恵まれた環境に
健全な身体をもって生まれてきたにも関わらず

「眠れない、起きれない、
寝ても寝ても眠い、やる気が出ない
バイトで怒られるのはもう嫌だ」

って嘆いている、そんな僕の方が、

よっぽどかわいそうで、哀れで、

悲しい奴だったんじゃないのかと。

別に手足がなくたって、

当たり前のような身体能力がなくたって

どんなにひどい環境に住んでいたって、

本人が幸せなら、それが最も素晴らしい人生なんです。


でも、僕は、障害もなく、たいした病気もなく

この日本という当たり前のように豊かな生活が送れる環境にいます。

こんなにも恵まれたところにいながら、

幸せになれないなんてもったいないにもほどがあります。


どうせなら楽しく生きたいじゃないですか。

どうせなら幸せに生きたいじゃないですか。


もっと欲を言うなら、他人を幸せにはできなくても

他人に幸せになるきっかけを作るような人になりたいじゃないですか。


僕は、フィリピンの貧困地域を救いたい!!

とかそんな大きなビジョンは持っていませんし、
できもしないことを言うような
おこがましい真似はしたくないです。

ただ、そんな僕でも、この日本という国で
以前の僕のような悩みを持つ方に共感して

少しでも役に立てるよう頑張り、

少しでも生活が楽しいと思ってもらえるようになり

少しでも幸せだと感じてもらえるようにする。


努力次第ではかなえられる夢じゃないかなって思ってます。

そのために、僕自身これからも成長して、
あらゆることに全力を出して、
誰よりも幸せに満ちて、周りの人にも幸せを分けられる、
そんな人になっていきたいです。


それでは!

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