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僕の描いていた理想は、バカになることでした。

こんにちは、かえでです。


僕は自分の将来について

思いめぐらすことが多いです。


ちなみに、大学入ったばかりの頃の僕が持っていた社会人の理想像はこんな感じでした。


仕事に全力で取り組んで、

通勤時間はオーディオブック。

休憩中はアプリやツイッターで情報収集し

家に帰ったら本を読み漁る。


仕事で成果を上げるため

結果を残し、部下や上司に認められ

少しでも同僚より先に昇進目指して奮起する。


そんな、仕事に精を出し尽くすような

社会人がかっこいい!

そんな社会人になりたい!と思っていました。


そのための一歩として


大学の講義中は寝ずにノートをとり続け、

休み時間は読書。


バイトでは1秒たりとも気を抜かないようにし、

通学中は英語のリスニング。

家に帰ったら英語と資格の勉強。


休むことなく、こんな生活を送っていました。

それが、かっこいいと思ってました。

でも、

実際は違ったんです。


常に努力し、知識を取り込むばかりでは

感覚が鈍り、凡ミスが増え、注意力が散漫になり、

臨機応変に動けなくなります。


僕たちの脳って

右脳、左脳に分かれていて、


論理的なことは左脳が

感情、イメージなどは右脳が考えますよっていう話です。


しかし、僕たちの脳は前後にも分かれているんです。

(わかりやすいように、前脳、後脳と呼びます)

 

前脳は経験に基づいて

後脳は感覚に基づいて判断します。


仕組みとしては

その場の空気、やるべきことを後脳が察知し、

前脳へと情報が伝わり最良の選択をする


といった感じです。

この仕組みを見た時に

頭を使いすぎている人はどうなるかというと


入ってくる情報が多すぎて前脳ばかりが働く

後脳が不活性になり、感覚が鈍る

臨機応変な対処、空気を読むことができなくなる

もっと努力しなくちゃ!

結果は一生ついてこない


という悪循環に陥ってしまいます。


実際に、

以前の僕も頭を使いすぎていたせいで

知識は増えるけども


バイトのミスは増え続け、

よく人や物にぶつかってしまい、

自分で考えて行動できない。


どんなに頑張っても

変わらない現状につらくなる一方でした。


しかし、そんな僕でも

後脳をうまく使うことができるようになってからは


バイトでのミスも、ぶつかることもなくなり、

自分で考えることが好きになりました。


さて、後脳を使ってあげる方法としては

前脳を使わない時間を作ってあげる

ことです。


そのために、何よりも大事になるのが

言うまでもなく、睡眠です。


脳を休め、コンディションを整えるうえで

睡眠の質を上げることは避けられません。


気軽にできることとしては

散歩やストレッチ、

瞑想などを取り入れることですね。


僕は

通学中、入浴中は何も聞かない

SNS、動画は見ない

勉強は1時間ごとに休憩


といった感じで、

頭を使う機会を減らすことから始めました。


減らすだけならちょっとの努力で

すぐにできるはずです。


個人的にYouTubeなどを

見すぎると、勉強しているとき以上に

頭が疲れた感じがすごいので

動画の恐ろしさを痛感しましたね。


いまの僕たちに1日で入ってくる情報量って

平安時代の一生分らしいです。


人間の脳はたかが1000年ごときでは

進化しません。


同じような脳で何千倍、何万倍もの情報を

処理しているわけです。


対策なしに放っておくと

いつしか耐えきれなくなり、

パンクする時が来るでしょう。


情報にあふれかえった現代だからこそ、

処理してくれている脳を

いたわってあげるべきではないでしょうか。


それでは!

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