人が好きだからこそ陥った酷い人間不信【アダルトチルドレン】 



本来は人懐っこい性格でした。

男女問わず人が好きで、大好きな人には尽くす人でした。

尽くすことを負担に思わない人でした。

自分が一方的にでも相手を良い人だと思っていれば、きっとその気持ちは裏切られないってそう信じてました。

出会いを大切に、ご縁を大切に、
他者を愛することを大切に思っていました。

だけど、何度も裏切られました。


学校でいじめを受ける。
心から慕っていた人から都合の良い女にされる。
尊敬していた上司から都合良くこき使われる。
大切に思っていた人からマルチや宗教勧誘のために近づいてこられる。
同級生と突然音信不通になる。


自分が大切に思うほど相手はこちらを大切になんて思っていないんだって、

ショックでひどく傷ついて人間不信になりました。


それからもう人に心を開くのが怖くて、目を見て話すことも、自分のことを知ってもらうことも、相手を受け入れる事も出来なくなってしまいました。

以前の私は一度聞いたことは決して忘れなかったし、教えてもらったお店に実際に足を運んでみたり誕生日にはどうやって喜ばせるか考えて全力でした。

そんな相手に利用されたり突然縁を切られたりしたものだから。

いまや間を埋めるために適当に質問して、適当に聞き流して、相手の誕生日も好きなものも覚えちゃいない。

脳が相手を知ることを拒んでるかのように何も覚えられないんです。

アダルトチルドレンだからこそ陥る人間不信なのではと思った


親や家族が自分にとっての安全基地ではない私にとって、

安全基地内での人との距離感とそれ以外の人との距離感がわかりません。

そもそも安全基地がありません。

絶対裏切らない人がいるから後はいいや、って割り切ることができません。

絶対裏切らない自信のある存在がいないから。

関わる全ての人を安全基地に入れたいと思ってしまいます。

全ての人に親や家族のような絆、距離感を求めて過度に期待してしまいます。

それ故の、ひどい人間不信なのかもしれません。


人に近い距離感を求めすぎるのは、自分を自分で肯定できないから

自分で肯定できない自分を、代わりに誰かに肯定して欲しいから。

絶対に否定されない対象を他人に求めてしまう。

自分の存在を他人の中に求めてしまうからなんです。

自分の責任を他人に押し付けているようなもの。

そんな恐れのような気持ちからくる尽くし行為だったからきっと利用されたんだと思います。

それは違う。そんな気持ちで人を繋ぎ止めるならいらない。必要ない。

そうじゃなくて、まずは自分を自分だけでうまく肯定できるように材料集めをしようと思います。  

親や家族が認めてくれなかった自分という存在や個性を。

存在して当たり前だ、生きてるだけで尊いと、そう思わせてくれなかった親の代わりに自分が、自分のことを認められるよう。

時間はかかるけど、今は一人で安全基地の材料集めを。


今すぐに安全基地を作るのは難しい。けど、そういう経緯を知ってくれてる人が一人でも増えてくれたら嬉しいなと思う。

こんな重い話を誰かれ聞かせるわけにいきません。

聞いてもらったところで受け止めてもらえるかも分からないし、怖いです。

だけど、「人を信じるのが怖い私」を知ってくれている人が周りに少しずつ増えてくれたらいいなって思います。


まずは自分を知って、認めて、一つずつ受け入れていく。

このnoteはそのためにあります。

心から笑える日が来るように。


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