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ラビリンスワールド

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ラビリンスワールドというSF小説をつくりました。 主人公の ショウがラビリンスワールドという世界に紛れ込んでしまいました。ラビリンスワールドとは、ロールプレイングゲーム(RPG)…
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2022年10月の記事一覧

ラビリンスワールド【連続小説】(その25)

マコトは安らぎの場所を探すための説明をしだした。 「ショウさんは今そそり立つ崖のふもとに…

覚之輔
1年前
1

ラビリンスワールド【連続小説】(その24)

 仕事終わりにカフェに行って、マコトに話しかけた。 「ブルーな気持ちになった時に手放しの…

覚之輔
1年前
1

ラビリンスワールド【連続小説】(その23)

 カプセルホテルで試してみたがあまりうまくいかなかった。 毎日続けていると少しずつ呼吸し…

覚之輔
1年前
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ラビリンスワールド【連続小説】(その22)

 カプセルホテルに戻り、マコトの言ったことをよく考えてみた。自分の周りで起こっていること…

覚之輔
1年前
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ラビリンスワールド【連続小説】(その21)

 ラビリンスワールドの出口も見つからず、トラブルに巻き込まれ、気分は最悪で頭が痛く少し吐…

覚之輔
1年前
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ラビリンスワールド【連続小説】(その20)

 やめた次の日から裏山に登って鉱石を探してはインゴットにする仕事を始めた。これまで、数年…

覚之輔
1年前
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ラビリンスワールド【連続小説】(その19)

第五章:転換点  ユウカの指定する場所に行き、ユウカの指示に従って仕事をし、給料をもらうという生活を数年続けたある日の昼にカフェの窓側の席で外を見ながら休憩していた。 しかし、ユウカの奴は相変わらず人使いが荒いな、これだけの給料じゃ割に合わないな、などといつものように考えていた。そこに、最近ユウカのところに来たナナとミサキが大きな声でしゃべりながらカフェの前を通り過ぎていった。 ナナ「なにあの、ショウってひと。暗いんですけど」 ミサキ「そうそう。暗くて気持ち悪い。それに臭い