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40歳は、強くて弱くてニューゲーム。

2023年7月13日。
僕、加来幸樹がこの世に生を受けてから40回目の誕生日を迎えます。

40歳という年齢については、古来から「不惑」と言われてきましたが、40になることで何にも惑わなくなるということでなく、40からは「何にも惑わない」という覚悟を決めないと生きていけなくなる。ということに気づいたという話をせっかくの節目なので書き残したいと思います。

40までと40からで何が変わるのだろうとずっと考えてきました。その答えを見つけるために、僕は箱根の温泉でバチバチにととのいながら深く思索しました。そして、たどり着いたひとつの結論があります。

それは、これまでのように新しいステージが用意されるような変化ではなく、今まで生きてきたステージへの解像度が高まるのではないかということです。それはこれまでのなにかに新しい面白さを発見できることでもある一方で、今まで見ないようにしていたことからも目を背けることができなくなるし、考えなくてよかったことも考えなければならなくなるということです。

この考えに至ったのは、ここまでの人生、なかでも特に30代を通して、僕の良いところにも悪いところにもたくさん気づかせていただいたからです。日々たくさんの機会をつくってくださる関係者の皆様のおかげで、自分自身の成長とともに、自分の弱さや欠点を認識し、それを受け入れるための10年だったように思います。「来る者拒まず、去る者追わず」という精神を自分に言い聞かせながら前に進んできたつもりですが、得るものもあれば、失うものもたくさんありました。しかし、それら全てが僕を形成し、今の僕を作り上げています。

言うまでもなく、都合よく生まれ変わることなんてできません。「不惑」というのは、良い結果も悪い結果も引き継ぎながら、あらためて生き始めるための節目なのではないでしょうか。言うなれば、「強くてニューゲーム」ならぬ「強くて弱くてニューゲーム」のような。

そして、ここから始まるゲームはきっとこれまでのようなステージを順番にクリアしていくようなゲームではなく、自由で無秩序なオープンワールド型のゲーム。もうここからはいつゲームオーバーになってもエンディングを迎えてもおかしくないのかもしれません。だからこそ、あらためて毎日を大切に生きたいし、少しでも生き残るためにも、少しでも面白くするためにも、あらためて大切にすることを決めました。


自分の理念を信じて

「 選び続けること 」

そして

自分が選ぶことにより

良くも悪くも影響を与える人のことも

「 想像して向き合い続けること 」

どこまで行けるかわからないけど、
これだけは大切にしながら
これからも進んでいきたいと思います。

あらためて、僕の人生に関わってくださっている皆様、いつも本当にありがとうございます。皆様のおかげで僕は今日も幸せに元気に生きています。

あらたに掲げた「人間の、良いものも悪いものも、まるごと愛す。」という自分の理念のもとで、少しでも皆様や世の中の役に立っていく40代にすることを誓います。

もしよければ、ぜひ一緒に青春し続けましょう!!!!!

ひとりの人間の拙い思考と決意を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


加来 幸樹 / Koki Kaku


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