vol.42 『ピンチかチャンスか?ピンチがチャンスか!』

角田陽一郎のメルマガDIVERSE vol.42 2020年2月24日New Moon
『ピンチかチャンスか?ピンチがチャンスか!』

ユニバースUNIVERSE(単一の世界)からダイバースDIVERSE(多元的な世界)へ
多視点(バラエティ)でみると、世界はもっと楽しくなる。
それが角田陽一郎の考えるバラエティ的思考です。まさにいろいろなことをバラエティに多元的に多視点で紐解くメールマガジンです。


■CM■「同じ穴のウイルス」inspired by【出世のススメ】

今日は魚座の新月。はじまりの日。
はじまってないことを、はじめよう。
はじめられないことも、はじめてみよう。
はじまりは、何回はじめたっていいのだ。

新型コロナウイルスが蔓延しそうですね。

どことなく街の雑踏の人混みがいつもより少なく感じます。そして人混みの中で咳をする人がいつものこの時期より少なくも感じます。皆がそれを気にしているからか、街が普段より静かですね。物理的な状況以上に心理的な動向が、街の景観をつくるのだなと実感すしています。
このウイルス当然侮ってはいけないけれど、そんなに闇雲に自粛自粛でいいのかとも思います。だって人との接触がダメなのなら、そもそも満員電車がもうダメだし、街のレストランだってかなり危険かもしれません。でもそれは大丈夫なのに、というか正確に言えば、大丈夫ということにしているのに、イベント等は開催中止というのは、なんとなく辻褄が合わない気がするのです。それに実際サッカーのJリーグは無事開幕しましたよね。主催者判断という、ていのいい言い方で、実はダブルスタンダードになっていますよね。
そういう意味で今回の事象は、非常事態になると人は組織は国はどういう対応するのか?ということが如実に現れたケースだと思います。僕が思うに、非常事態でも、そも非常事態に対処する・防ぐ・戦う、といった行動理念より、やはり世間体を一番最初に気にしている国民だってことです。これは、もう治らないでしょうね。そういう意味でも、僕たちはそんな世間で、どう生きていくか?という次の段階に来ってのが、今のコロナウイルスの状況なのでしょう。
一方で、今の政府を支持してるわけでも無いですが、なんでもかんでも政府のせいにしてると、政府の中の人も身体的に精神的にまいっちゃうんじゃないだろうか、とも思います。まいってるときにさらにまいらせるのは結果逆効果だったりしますから。で、この“政府”のところにはいろんな場面のいろんな組織や人も当然当てはまると思うのです。
何か問題が起こったときに、その問題に対応する当事者が一番スムーズにやれるように便宜をはかる。。。これって僕の職場での問題解決の時に一番身に染みて大事なことでした。その上司とか外野とかの横槍とかやいのやいのが一番作業を滞らせてやりにくくして、結果問題を拡散させたりしますから。

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