第235段「言語感覚の変化」
最近の自分の変化。
英文を定期的に読んで、BBCラジオ4とかスマホで移動中に聴いてると、だんだん聴き取れるようになってきた。
聴き取れるようになると、ダテに発音がいいネイティブな人よりその国の訛りがある英語の方が知性を感じてしまう。
つまりその人は少なくともバイリンガルではあるから。
でもこの言語感覚の変化、ずーっと英語への苦手意識を若い頃から引きずって来た身としては、純粋に嬉しいのと、何歳でも変われるんだってのと、英語原文や原音を聴いてるだけで、新たな出会いと発見と思考という自分の脳内世界がぐんと(少なくとも2倍に)拡張されていく感覚がとても楽しい。
なんていうか、その人の伝えたい言葉の意味と真意と、その裏にある文化の奥行きというのが、今までは(日本語としての)一方向からしか光を当ててなかったので、自分的には平面的にしか把握してなかったor奥行きを推量or想像してたんだけど、(外国語としての)もう別方向からも光を当てることができるから、立体になって奥行きを現実として身体的に感じられるとでもいうか。
今まで2D理解だったのが、3Dで理解する感覚、とでもいうか。
まあ、この歳でようやく気付くってのもなんなのですが(笑)
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