vol.34 『テレビは文化資源に足りえるか?』

角田陽一郎のメルマガDIVERSE vol.34 2019年10月28日New Moon
『テレビは文化資源に足りえるか?』

ユニバースUNIVERSE(単一の世界)からダイバースDIVERSE(多元的な世界)へ
多視点(バラエティ)でみると、世界はもっと楽しくなる。
それが角田陽一郎の考えるバラエティ的思考です。まさにいろいろなことをバラエティに多元的に多視点で紐解くメールマガジンです。

■CM■「研究する意味」inspired by【「本音で話す」は武器になる】

今日は蠍座の新月。はじまりの日。
はじまってないことを、はじめよう。
はじめられないことも、はじめてみよう。
はじまりは、何回はじめたっていいのだ。

今年もあと2ヶ月になりました。ほんと早いですね。僕は9月末から現在通っている東大の大学院の(秋学期)後期授業が始まりました。
4月からの前期授業の夏学期では、自分の研究対象以外のそれこそいろんなジャンルの授業を履修して、その知的好奇心赴くままにいろんな学問対象を吸収するのは、本当に知的好奇心向上の機会になりました。
そしてこの秋学期からは、まさに自分の研究対象を深く探求する機会に変化してきました。

ここ1ヶ月の学問に関わるツイッターでつぶやいたこと掲げると・・・

東大の文化資源学の秋学期スタート。研究だと近代や現代って言葉が頻繁に出てくるけど現代ってのが戦後って意味で使用するのもう3/4世紀使ってるわけで、自分の子供の頃は果たして現代でいいのだろうか?
そろそろ現代を平成からとか21世紀からとか再定義する必要があるんじゃないかと思った。(9月24日)

今日は東大の社会学科で自分が話す方の講義。就活の極意。テレビ局に入るとどうなるか?どう企画を立てるか?どうアイデアをカタチにするか?クリエイターになる方法。テレビとネットの違い。バラエティとは?東大生の価値と未来。新しい生き方等を自分の経験から想うところを縦横無尽に話す。(10月2日)

自分は語学に苦手意識が有り、いつかはガツンとやらなくては思いつつ若い頃から忌避してきた。語学習得は筋トレと大学院の指導教官も仰ってたし、この際原文を読む講義を2つ取って今毎日英語文献を読み進めてる。すると読むのが速くなって理解力も増して知の領域が増えた感じで日々楽しくなってきた!(10月14日)

東大『文化資源学の原点』授業にて自分の研究を(初めて)発表する。色々考えてる構想を話す。仮題は『バラエティ番組の存在意義と未来への展開』言葉が弱いところは自分の思考も弱いところ。発話することで身を持ってその弱さが知らされる。自分の思考をアウトプットしパブリックにする鍛錬の場。(10月24日)

・・・こんな感じです!
そうです、今は毎日英語の文章を読むようになりました。このことは、また後日詳細を書きたいとも思っていますが、外国語の文章は本当に筋トレなんだと実感しているところです。
そして、10月24日につぶやいたように、自分の研究対象の報告発表がありました。
私、角田陽一郎は東京大学の文化資源学で一体何を研究しようとしているのか?
実は、テレビなのです。それもバラエティ番組。
なので、今回は自分の研究構想をこちらに掲載したいと思います。
まだ、現時点のまさに“試行の思考”なので荒削りですが、これからどう進化&深化していくのかも含めて、読んでみてください。

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