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2020年9月の記事一覧
第289段「妖しい人になりたい」
いかがわしいモノと崇高なモノって、それこそ人それぞれで尺度が違う。
なので誰かの崇高なモノをいかがわしいと否定したり、逆ったりというのは根本的にナンセンスだ。
そして自分と言えば最近、いままでいかがわしくて忌避してたモノにとても惹かれたりしてる。
逆に崇高に感じてたモノに嫌気が差したり。
人のオススメとかキャッチコピーとか「感動した」とか「号泣した」とかなら、むしろ見たくなかったりするし、「これ
第288段「好きなことだけやって生きていく」という結果
新書、実用書、ビジネス書とか読んでるとスラスラ読める本となかなか読みにくい本がある。
読み手としてはその違いの真相がはっきりわかる。
その真相に書き手が気づいてないことも見て取れる。
それ言いたきゃこう書けばいいのにとか。
でも自分が書き手になるとどうもその違いが突然はっきりしなくなる。
これ、つまり“自分がいいと想う表現を自分ごとにすること”の難しさなんだと思う。
それは文章以外も映像も音楽も
第287段「問題点の指摘過ぎ問題」
問題点の指摘ばかりのつぶやきや意見を見ていると、その問題点の焦点が拡散されてその問題点がむしろピンぼけしてくる感じ。
というかそもそも自分の脳はそんなに問題ばかり扱ってられない、疲れるし嫌気が差すし、むしろ拒否りたくなる。
この世界は問題点が多いのか、問題点を指摘する問題が多いのか。
情報がこれほど過多だと、どれだけその情報にアクセスしないかということも実は大切なリテラシーだ。
生きるためにはそ
第286段「物の件、物の色」
仕事も大学もリモートメインだし、都心に拠点がある必要があまり無いから、いなかに引っ越そうと物件を色々探している。
篭ることメインで物件を物色すると、駅近とかアクセスとかブランドとかあまり関係無く、窓からの景観とか借景とか陽光とか街の匂いとかが重要な要素になる。
ただ仕事はリモートメインと言っても収録系や対面系はやはり都心の現場に行く必要がある。
とすると今後どれくらい収録系対面系の仕事が自分に来
第285段「選ばないという心地よさ」
今日話したこと。
最近なんか嫌いな人がいなくなった。
どんな人でも所詮ちっぽけな存在で大したことなどない人生なのだ。
自分が生きるためにやってることがつい相手を傷つけたりなんてよくある。
結局それが無くなることはない。
そう思うと誰かに嫌なことされたりしたりは結局大概お互いさまなのだ。
同じ意味で、なんか好きな人もいなくなった。
天才も天才と呼ばれる人も憧れの人も綺麗な人もカッコいい人も多かれ