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世間というものは とどのつまり 肝心なことは何一つ答えたりしない_利根川幸雄(賭博黙示録カイジ)

ALSという病気をご存知でしょうか。正式名:筋萎縮性側索硬化症(ALS)とは、手足・のど・舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉がだんだんやせて力がなくなっていく病気です。 しかし、筋肉そのもののではなく、筋肉を動かし、かつ運動をつかさどる神経(運動ニューロン)だけが障害をうける病気です。

心臓が動き、胃や腸で食べ物が消化されるのは無意識に自動的に働いており、これを支配しているのが「自律神経」です。ALSでは自律神経は侵されないので、心臓や消化器の働きには影響がありません。しかし呼吸は、自律神経と随意筋である呼吸筋の両方が関係するので、ALSで運動ニューロンが侵されると、呼吸筋が次第に弱くなって呼吸が困難になり、状態に応じて人工呼吸器の装着が必要になります。

障害や難病を持つ方々にも通常の仕事を!!と言うことでALSの方が在宅でも仕事ができるように活動されている四元さんがこちら↓↓

考えていたり、思っていたりする人は何千何万といるかもしれませんが、実際に行動に移す人が一握り。さらにそれを実現させれている人はごく僅か...。

貴重な場面に立ち会えていることに驚きと感謝の気持ちでいっぱいのまるやまです。

みるみるうちに形になり実現まであとわずか。今後も進捗を報告させて頂きます。


さて、本日はお待ちかね週末『漫画名言コーナー』です。今日は賭博黙示録カイジに出てくるメインサブキャラといっても過言ではない『利根川幸雄』氏の名言を紹介します。

福本伸行の漫画『賭博黙示録カイジ』、及びそれを原作とするアニメ『 逆境無頼カイジ』のキャラクターで帝愛グループの最高幹部の利根川幸雄。借金を抱えて蒸発した人間や返済能力がない人を集めてまとめてギャンブルをさせて借金の一本化を試みる帝愛グループは、エスポワール(豪華客船)に対象者を集め集団ギャンブルを行う。少し前に映画化もされた編です。

その中で出てくる長文を紹介します。

おまえらの甘え その最たるは 今口々にがなりたてたその質問だ
質問すれば 答えが返ってくるのが当たり前か?なぜそんなふうに考える バカがっ!とんでもない誤解だ

世間というものは とどのつまり 肝心なことは何一つ答えたりしない 

住専問題における大蔵省 銀行 薬害問題における厚生省 連中はなにか肝心なことに答えてきたか 答えちゃいないだろうが これは企業だから 省庁だからってことじゃなく 個人でもそうなのだ 大人は質問に答えたりしない それが基本だ

お前たちはその基本をはきちがえているから 今朽ち果ててこんな船(ところ)にいるのだ 無論中には 答える大人もいる

しかし それは答える側にとって都合のいい内容だからそうしているのであってそんなものを信用するってことはつまりのせられているってことだ

なぜそれがわからない なぜ そのことに気づかない 

そりゃあかまわない おまえらの質問に答えること それ自体は容易い 簡単だ

しかし、今オレがそんな話を仮にしたとしてもその真偽はどうする? 
真偽などどうでもいいから聞きたいとい言うのか?
おまえらにはオレの話の裏をとる術はないオレが何を語ろうと 結局ただそれを盲目的に信じるしか道はない つまり どんないい話を聞いても それは単なる気休めにしかすぎないってことだ

集まった人たちに向けてここまで言うかってほど厳しく、残酷に利根川氏は語っています。しかしある意味社会の心理をついた内容だと感じました。

今後、ますます情報が価値となり、情報弱者が搾取され続ける時代が続きます。この利根川氏の言葉を胸に刻み、一つ一つのことに対して深掘りしていくのもいいかもしれませんw


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