コピーライターになりたいんぎぎぎぎ

春眠暁を覚えずとは言いますが、私は萬年暁を覚えずでございます。すみません寝てました。

週8くらいでコピーライターになりたい発作に悶えるので、本日はただコピーライターになりたいを叫ぶ会にしようと思います


ことばってすごくないですか。
ことばのなかった太古の時代から「この気持ちを相手に伝えたい」を相手と自分の約束として1から確立していって今にいたるんですよ。

しかも、音や法則は全く違えど各地でそれが同時多発・進化を遂げて文化の中心となっている。

でね、またまたこれが人間の面白いところ。
おそらく最初は火とか肉とか、目に見えるものを共通認識するためだけのツールだったのが段々好きや嫌いなど感情に派生したんだと思うんです。(専門的なことは勉強していないので憶測ですが)そしてそこから徐々に、美しいや恐ろしいなど、感性に至る部分まで。

形容し難い胸の高鳴りを、心揺らすなにかを、誰かに伝えたかった人がどの場所にもいるなんて、結構ロマンチックですよね。

しかも驚くことに、それ自体で遊ぶ文化が至るところでできたんです。日本は特にそれが顕著なんですが、短歌や詩、俳句、ラップなど。

美しいものをただ美しく表すだけではなくて、リズムや音、韻、流れの心地良さを競うようになった。「美しい」だけでは到底足りないものを、表現方法のすべてを使って共有したんですね。

そしてそれらに価値がつき、職業になった。
生きていく上で必須でないものがここまでの地位を得たのは本当に驚きです。


コピーライターってこの奇跡の延長線上にあるお仕事で、その線を未来にのばしていくのもまた、コピーライターだと思うんです。

正式に言うとコピーライターだけじゃなくて、歌手や歌人、詩人かもしれない。ことばを扱うすべての人間だけど、その先頭にいてほしいなという期待があるかな。

人間がことばに違う意味を持たせようとしたら、意外と簡単にできてしまう。ネットミームなんかはその代表例。

「チー牛」とかは記憶に新しいですよね。個人的にはやさしくないなあなんて思ってしまうけれど。誰が牛丼を人のカテゴライズに当てたのか。

卵が先か鶏が先か理論になるんですが、歴史の変遷と共にことばは変化して、ことばもまた、歴史を変えていくと思うんです。

やさしい世界はやさしいことばから。

やさしいけど耳障りが良いだけではなくて、民意を象徴し未来を動かす力になる。そういうことばを紡げるのがコピーライターという職業ではないでしょうか。



嗚呼素晴らしい。
あーーー、コピーライターになりたいなあ



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