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図画工作の時間が好きだった

こどものとき、図画工作の時間が好きだった。いまでも家には、ぼくがつくったり、描いたりしたいろんなモノが溢れている。

こどものとき、作るまえに、他人のことを考えたことはなかった気がする。自分が作りたいもの、閃いたアイデア、構図を好きなように具現化していた。

noteのような表現活動の類いをしていて思うのは、こどものときよりも受け手のことを考えるようになったということだ。それはもちろん良いことではあるが、同時にわるい面を持ち合わせていることも事実。さぁ、書こう!と思っても、読者の顔がちらつく。そして、やめとこうかとなる。

 その繰り返しをしていくことで、ほんとうに響くものは作られるのかもしれないが、その繰り返しが表現をつらいものにしていくことも事実だと思う。

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