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つぶやき(1,400文字超)

どうも、カクノさんです。
今日は読書メモともアウトプットともちょっと違う、つぶやきのような、でもつぶやきと言うには長すぎるような、そんな文章を書きに来ました。

かつての私は、ケーキ屋さんになりたかった

子供の頃の夢って単純ですよね。
ケーキが好きだからケーキ屋さんになりたい。そうしたらきっと、毎日たくさんケーキが食べられる。
花が好きだからお花屋さん。消防車が好きだから消防士。パトカーが好きだから警察官。たぶん、ほとんどの人が一度は抱いたことがあるタイプの夢だと思います。

いつしか「将来の夢」は、「大人に認められるもの」じゃないといけなくなりました。
高学年にもなって、将来の夢がケーキ屋さんなんて。子供っぽい。恥ずかしい。
誰に言われたわけでもないけれど、いつの間にかそんなふうに考えるようになっていました。

その後、カクノさんの「将来」は、職業を転々とします。ケーキ屋さん、お菓子屋さん、漫画家にイラストレーター、小説家、公務員、引きこもり無職(!?)、などなど……。
ブレにブレていました。今もブレブレです。

そして、今

カクノさんは、小さなお店を開きたいと思っています。
自分の「好き」がたくさん詰まった、「好き」であふれるような場所を。

たくさんの本と、かわいいぬいぐるみと、何匹もの猫と、少しの焼菓子と、お腹が空いたらおいしいごはん。
漫画喫茶と雑貨屋さんとカフェと定食屋が混ざったような、そんなお店を開きたいのです。
(猫は気が向くままにうろうろしたりごろごろしたりしていてくれればそれで満足)

残念ながらカクノさんはもう無垢で無知な子供ではないので、こんなお店を開くのには様々な制約があることも知っています。
資格や免許、物理的なスペース、そして資金。
そもそも食事を提供する場に動物を入れるなど、保健所に説教されてしまうでしょう。

それでも、そんなむちゃくちゃなお店を「やりたい」と思うのです。

仕事に疲れたときにふらっと立ち寄って本を読んで、お腹が空いたらごはんを食べて、かわいいものを見て和んで、そうして心を充電したら、日常に帰っていく。
あるいは、学校が終わった子供たちがわいわいとやってきて、宿題を終わらせてマンガを読み、時にはお小遣いをためてずっと狙っていたぬいぐるみを買いに来るような。

誰かの居場所になれる場所を、つくりたい。

不思議なもので、自分の居場所がないと思っていた頃には、こんなこと考えませんでした。
家族ができて、自分の居場所と思えるような場所ができて、そうしたら誰かの居場所も作りたくなった。

ひとは、己が満たされないと、ひとを満たそうとは思えないのかもしれません。
だとしたら、自分をたくさん愛して満たしてあげることは、いつか誰かのためになる、かもしれない。

そんなことを考えながら、カクノさんは今日も自分のお仕事に勤しむのです。

今日という日

今日は、大切な人の誕生日でした。
何をしたらいいか悩んで考えて、自分にできることでプレゼントをしたら、とても喜んでもらえました。
曰く、カクノさんは奉仕が苦手(頼まれないとやろうとしない)のに、自分からプレゼントを考えてくれたのが嬉しかったとのこと。

私も嬉しかった。とても。
だからこんなことを書く気になったのかもしれません。
つながりがあるのか、微妙なところではありますが。

ともあれ、今日だからこそ思うことを、こうやってつづるのも良いものです。
「書くこと大好きカクノさん」のアイデンティティを保つためにも、いろいろと書き残したいものです。できれば毎日。

ちなみに読書メモの方は、たぶん今日はお休みです。
気が向いたら更新します。

ではまた。

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