見出し画像

ニャンドゥティで繋がる、別府での素敵な出会い

Hola! この記事では、私がニャンドゥティのアクセサリーを身につけて、別府で出会った人々とそのストーリーについてお話しします。

2020年5月、大分県で就職してすぐにコロナの影響で休みの日が増えてきました。入社式や歓迎会は中止されたため、友人がまだ一人もいない状態でした。

ある日、ひとりで別府市を散策していると、カフェを見つけました。暖かな春の陽気に包まれ、別府駅の高架下の小さな商店街の端にあるシナモンロールが売りのそのお店で静かな時間を過ごしていました。そこで店主の方に商店街の中にある別のカフェをおすすめしてもらいました。



翌日、そのおすすめしてもらったカフェに、オレンジと赤の刺繍糸で太陽のモチーフを編んだニャンドゥティのアクセサリーを身につけて行きました。店主の方がそれを珍しそうに声をかけてくれたので、「ニャンドゥティという、パラグアイの伝統工芸なんです。」とお話ししました。すると、彼女は驚いて言いました。「向かいのお店のご家族が、ちょうど今、パラグアイに留学していますよ!」

こんな偶然は、私が東京に住んでいた時には一度もありませんでした!初めてパラグアイに関わる人と出会ったのが、別府だったのです。

私は翌日を待たずに、向かいのお洋服屋さんに伺いました。鞄に入れていたニャンドゥティを広げて、「こんなことが知りたいだろう」「こんな話はどうかな?」と、次々にパラグアイの話をしました。店主さんは、私の話にとても興味を持ってくれました。


この日、そのお洋服屋さんに新たにお客さんが来ました。後に彼女は、この商店街で雑貨やイベントスペースをオープンすることになります。私はこの時初めてお会いして、歳が近かったことや、彼女も海外のトピックを持っていたこともあり、初対面で1時間以上おしゃべりしました。嬉々としたおしゃべりは楽しく、また興味深い内容でした。

彼女が最初の友達になってくれて、そのおかげで私の交友関係が広がりました。彼女は人脈が豊富で、たくさんの素敵な人たちと出会うことができました。今、私にとって別府は、心地よい友人たちと、支えてくれる仲間がいて、本当に素晴らしい場所になりました。その出会いのきっかけは、ニャンドゥティだったんです。

私はニャンドゥティをはじめて良かったと心から思っています。パラグアイがもっと多くの人に知られるよう、これからも制作を続けていきます。最後まで読んでくださってありがとうございました!

ニャンドゥティを始めるきっかけの話は、こちらから

ニャンドゥティを初めて作った話は、こちらから


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?