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株価暴落を予知できる?底を見抜け。

今回は、株式投資で参考になる「暴落」指標についてまとめてみました。
暴落指標とは、簡単にいうと株価が下がる予兆のことです。コロナ禍で株価が高騰している中、次の投資のチャンスはいつ?気になりますよね!

はじめに

当たり前のことではありますが、株や投資信託などの金融商品で儲かる一番簡単な方法は「底を見抜く」ことです。

つまり「安く買って高く売る」ことができれば儲かります。
ほんと単純なことではあるんですがそれがなかなか難しい!それができてれば投資している人全員儲かってますもんね(笑)そこで売買の判断の基準として用いるのが指標と呼ばれる様々な状態を数値化したものです。

今回は「暴落指標」についていくつかご紹介します!
コロナ禍で株価が高騰している状態にあるので、儲かっている人は売りのサイン、これから投資始めるよって人には買いのサインになるかもです。

その①:VIX(ヴィックス)指数

VIX指数とはS&P500を対象とするオプション取引を対象としてその変動幅について指標化したものです。このVIX指数は投資家心理を示す数値として利用されており「恐怖指数」という別名が付けられています。

VIX指数

平常時は10−20程度ですが、この数値が高まると景気不安が高まり暴落が始まるとも言われています。上図にはリーマンショックとコロナショックのときの数値を記載してみましたが、他の暴落した出来事とも比較してみると…

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あながち間違っていないかもしれないです・・・
最近人気のS&P500が基準となっているのでわかりやすいですね。

その②:RSI(アールエスアイ)

RSIとは「Relative Strength Index」の頭文字をとった略語です。
過去一定期間の上げ幅(前日比)の合計を、同じ期間の上げ幅の合計と下げ幅の合計を足した数字で割って、100を掛けたものです。

数値は0~100で表され、一般的に70~80%以上で買われすぎ
20~30%以下で売られすぎと判断されます。
買われすぎている場合「そろそろ売りどきかな?」
売られすぎている場合「そろそろ買い時かな?」と判断するきっかけに。

こちらもS&P500で見ていこうと思います。

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中段のグラフがRSIの指数ですが、現在は80%となっているので買われすぎの傾向があるといえると判断できます。
ただ、RSIの期間の設定によっても数値は大きく変わるので注意は必要です。

その③:バルチック海運指数(通称:BDI)

ロンドンのバルチック海運取引所が発表する外航不定期船の運賃指数。バルチック海運取引所は海運会社やブローカーなどから鉄鉱石・石炭・穀物といった乾貨物(ドライカーゴ)を運搬する外航不定期船の運賃を聞き取り、結果を取りまとめて同指数を算出発表する(引用:wikipedia)

これも世界経済の先行指標と呼ばれているものです。
コロナショックの2週間前にバルチック海運指数は底値をつけていました。

なぜこの数値が参考になるかというと、
「貿易が活発」=「経済活動全般が活発」と考えられており、
バルチック海運指数が上昇→貿易が活発である可能性が高い→経済活動が活発になる可能性が高いというイメージです。

直近のニュースでもこの指数の上昇により、
海運関連の株が高騰していることでも話題になっていました。

まとめ

ここまで様々な指標をご紹介しましたが、どの指標も必ずあたるものではありません!あくまで参考となるものというふうに考えてください。
1つの指標にこだわりすぎるのではなく、複数の指標を組み合わせることで、より効果を発揮するものだと僕は思っています。

また面白い指標があればご紹介しますね!
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

※投資は自己責任でお願いします。無理はせず余剰資金で。

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