RTA in Gunma2022参戦記

2022年10月29日~30日に群馬県前橋市はグリーンドーム前橋で行われた【RTA in Gunma】に参加してきました。

参加の経緯

お世話になってるので。群馬。

核さんはそこそこ自転車に乗る人なので、住んでいる東京近郊で山道の多い群馬には、よく走りに来ていました。
渋峠、三国峠、金精峠、十石峠、赤城山、榛名山・・・

群馬近郊の自転車で走ったことある道路マップ

馴染みあるところのイベントに参加したいのは当然なので(当然なので)、RTA in Gunmaには【スーパーマリオブラザーズ (カテゴリ:Warpless)】で応募。
無事に当選の運びとなったところで移動手段を考える。

まあ自転車自走しかないよねー。

事前準備

東京~前橋自体は、過去に上り下り合わせて4回(2013上り/2014往復/2020下り)走っています。
荒川サイクリングロードと利根川サイクリングロードを組み合わせれば、8割がたはサイクリングロード(以下CR)だけで走れる経路であり、距離も110km程度と特に問題になるようなことはないのですが、昨年9月に痛めた左ヒザだけが心配でした。
2~3時間ほどペダルを回すと「確率で」そこそこの激痛が来る厄介症状なので、10/29を前にヒザの症状チェックと鍛え直しを兼ね、また、RTA in Gunmaへの機運を上げるために、群馬県内を中心にいろいろ走ってみようと画策。
(10月は偶然天気も良くサイクリング日和が続きましたので)

  • 9/25 秩父~志賀坂峠(埼玉/群馬県境)~十石峠(群馬/長野県境)~野辺山~韮崎

  • 10/1 魚沼スカイライン(新潟県)

  • 10/2 赤城山~グリーンドーム前橋(会場視察)

  • 10/16 草津~渋峠(群馬/長野県境)~毛無峠(長野/群馬県境)

  • 10/23 道志みち(山梨県)

とりあえずヒザの症状が出たのは10/16の渋峠ライドだけで、他は大丈夫・・・。いや、1回でもダメだったのは怖いなー。と、まあやや不安を残す。
あとは体力。自転車移動で体力を消耗しきって、本番のRTAが疎かになるなんてのはカッコつかなすぎなんだけども、まあこれは大丈夫っぽい。

あ、マリオ1は30時間くらい練習して、ここ2年くらいのなかではかなり良い方の出来であることを確認しました。

「酷道」299号の核心 十石峠(9/25)
日本国道最高地点 渋峠(10/16)
会場であるグリーンドーム前橋のすぐ北にそびえる赤城山(10/2)
グンマー入り口でおなじみ毛無峠(10/16)

前日

まずは荷物パッキング。自転車に乗る際はあまり背負い荷物を作りたくないのですが、さすがにファミコン本体とカセットその他はバックパックにせざるを得ないところ。
1泊分の着替えとパンク修理ツールその他をサドルバッグに詰め、出来るだけ軽量化。いつものオフライン現場なら複数持っていく名札等も全部なし。

天気予報を確認する。降水確率0%。うん、問題なし・・・問題なし?

青い矢印は風が強い

風、あるねー。向かってるねー。
見なかったことにして21時半就寝。どうにでもなーれ。

Go to RTA in Gunma

起床は3時。ウェアは秋物を選択し、てきとうに飯をかきこんで3時55分出発。

家~荒川CR(羽根倉橋)

気温は問題なく、指先がやや冷えるくらい。
途中のコンビニで補給食を買い込みつつ、順調にCRへ・・・とはならず、道の暗さでCR入口を見逃す。
5分ほど迷って、CRへイン。

羽根倉橋~入間大橋

CR上は灯がないので、フロントライトを頼りに先を見通す。
上江橋~入間大橋間は堤防工事中のため、案内されている迂回路へ。https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/24309/arakawa_ukairo_r403.pdf

まだ風も弱く、順調に北上を続ける。

入間大橋~さくら堤公園

このあたりでジワジワと日の出。ホンダエアポートまでは問題なかったものの、北本に入るあたりで再び堤防工事の標識が。
この迂回路が結構長く、途中で堤防に戻るルートを探しながら、結局比企CR
との分岐を超えてさくら堤公園の入り口まで迂回することに。
しばらく工事が続きそうなので(2022年12月23日まで)、通る人は気をつけましょうねー。
https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/222146/ukaijitensyado.pdf

朝焼けの荒川CR

さくら堤公園~熊谷~刀水橋

空もすっかり明るくなり、大芦橋まで順調に北上。
橋を越えて左岸側の堤防へ乗り換えようとしたところで、みたび堤防工事の標識が・・・。
とりあえず利根川CRへ乗り換えできれば問題ないため、ここは一般道で利根川を目指すことに。
車通りの多い国道17号、しばらくこないうちに全通していた第2北大通線、道幅が狭いので注意が必要な太田熊谷線を経由し、利根川に架かる刀水橋へ。
距離も半分を経過し、目に映る赤城山が大きくなってきた!

奥に赤城山

刀水橋~五料橋

ここからは利根川CR。熊谷区間北上の時から強くなってきていた北風(向かい風)が、堤防の吹きっさらしでMAXに。
真冬の「荒川峠」を思わせるプチ利根川峠の出現に四苦八苦しながらゆっくりと漕ぎ進めていく。
天気はとても良い。ヒザも問題ない。時間も余裕がある。
本番のマリオ1RTAの喋り構成とかを考えつつ、一漕ぎ一漕ぎ。

五料橋~群馬のUR~前橋グリーンドーム

五料橋を渡ると、防風林が出現して風から身を守ってくれるように。
ここまでくれば一安心で、休憩を入れつつラストスパート。
途中、2022夏のRTAinJapanでお馴染んでしまった例のURをパシャリ。

群馬には県営住宅がある

ちなみにこのURはCRすぐ横に存在するため、過去の東京~前橋間サイクリングも含めて通過は5回目。
もちろんこれまでは完全にスルーしていたわけで、「意味」が出来るというのはこわいもんですねー。聖地聖地。
ここまで来れば前橋グリーンドームはすぐそこで、10時15分、無事現地到着。距離117km、6時間20分でGGですおつかれさまでしたー。

会場のグリーンドーム前橋

RTA in Gunma

グリーンドームの駐輪場に自転車を止めて現地入り。既にイベントは始まっていたので、脚を休ませて観覧開始。
関係各位に挨拶をしたりされたりしながら名札をいただく。

「自由記載ゾーンですよ」という説明を受けたので

昼飯

会場である前橋グリーンドームは、2階より上が競輪場となっていて、自転車乗り的にも馴染み深い会場。
(日本で唯一の自転車世界選手権(トラックレース)開催地だったり)
いわゆる「鉄火場めし」が好きな性質なので、昼飯は前橋競輪場でいただくことに。

オススメはモツ煮定食

打ち合わせと練習

会場に戻り、このあと話し相手として入ることになっていたメタルマックスリターンズの打ち合わせをリロイさんと。
基本的にリロイさん一人でも十分に喋れることは承知しているので、ゲームに関する素朴な疑問と、地域性を入れた一言くらいをボソッと挟む感じでニュートラルに横にいることを確認しておしまい。

メタルマックスリターンズの次がすぐマリオ1だったので、時間を少し借りてマリオ1の練習をさせていただく。
自宅ではブラウン管で練習をしていたので、遅延チェックをメインに触ってみましたが、1,2フレーム遅れていそうだなと判断したので、少し感覚をアジャストしながらほぼ一周。階段ジャンプ回りが注意点になりそう。

メタルマックスリターンズ(話し相手)

https://www.twitch.tv/videos/1637884205

出番となってメタルマックスリターンズが開始。
事前に決めておいた「プレイヤー名:スバル」と「車両名:インプレッサ/アルシオーネ」は、RTAinGunmaという土地柄にピッタリで、とても良かったなーと。
リロイさんは、見事なまでの「本番運」と立て直しで、取れ高バッチリの立ち回り。
こちらもフランクに合間合間で言葉を挟み込んでみる。楽しい。決め打ちのしゃべりは重要だけど、アドリブ感しかないおしゃべりもいいもんですね。
「赤城山のふもと=徳川埋蔵金」はいったい誰に向けたしゃべりなんだ。ギミア・ぶれいく世代なのがバレてしまうが気にしないことにする。

メタルマックスリターンズが開始された14時半くらいから、会場の気温が少し下がってきたようで、指先の冷えを防止するために自転車用手袋をはめ、太腿と椅子の間に手を挟んで保温を図る。冬場のオフラインイベントでは、手を温める手段を用意して臨むことをおススメします。指、動かなくなります。

序盤の事故がありつつ、EST内でメタルマックスリターンズは無事終了。リロイさんおつかれさまでしたー。

スーパーマリオブラザーズ Warpless

https://www.twitch.tv/videos/1637884202

というわけで自分の本番。マリオ1。
まるで前橋までの自転車移動がメインみたいになってたけど、もちろんマリオを上手く走れなければ意味が無いので、一発勝負での勲章20分切りを狙う。
今回は主催のNakaさんに話し相手になってもらうことに。喋り慣れてる人であるし、群馬県民としてのおしゃべりも出来そうということで依頼させてもらいました。
解説の基本方針としては、とにかくマリオがBダッシュで走り続けるにはどうするか/どうなるかという部分を中心とすることに。
フレームルールのような細かい仕様解説は省く感じにしました。
自転車で自走してきた話は、あまりしゃべることのない3-2/3-3に挟み込んで、あとは空いたところで適宜という決めを作って、マリオ1プレイ開始。

結果 19:57 で完走。
被弾:2-4でクッパが前に出てきたのを避けきれず
死亡:6-2パターン崩れ

自走のダメージはゲームプレイにほぼ影響なく、いい感じに脱力出来てよかったのではないかと。
遅延の影響はややあり。ブロックの引っ掛かりが少し多かったですね。
とはいえ、オフイベってそういうものなので(遅延/モニターサイズ/モニター位置/気温/音響etc…)、タイムを見ても十分及第点だったかなと思います。
Nakaさんの挟み込みも流石で、とても自然におしゃべり出来ました。★ありがたい★
ただ、あとから気付いたんですけど、Nakaさんを話し相手と紹介し忘れてましたね・・・。反省。

出番後

マリオ1のあとは、初日のトリであるドラクエ3(なんでもあり)。ここで盛り上がりが来るから、マリオ1は気楽にできるという部分も正直ありましたねー。
ホットプレートの温め開始時間を計るために、マリオ1の想定時間をひっしーさんから尋ねられるという一幕もあったりしました。

ホットプレート版ドラクエ3フルセット

初日の全ゲームが終わり、会場で雑談しながら過ごしていると、Nakaさんが音頭を取って夕ご飯のお誘い。
各参加者が車勢に分乗して移動する中、一人だけチャリ移動の自分。

車よりチャリの方が早い

移動したのはイタリアン「シャンゴ」。ソウルフードである高崎パスタをいただくことに。
多分ほとんどの参加者がパスタにとんかつを乗せ、デミグラス風のミートソースをかけた「シャンゴ風パスタ」を注文してた。

シャンゴ風パスタSサイズ&サラダセット

同卓には、Cabbageさん、ケンねこさん、がめおさんで、今日の振り返りとか各々のプレイしているゲームのこととかを色々。
オフイベの「打ち上げ」が戻ってくるとテンションあがりますねー。

メシ食い終わったところで解散。現地で相手してくれた皆さんありがとうございましたー。

翌日

新前橋宿泊からの、碓氷峠、妙義山サイクリングを楽しみました。

碓氷国道のめがね橋
峠の釜めし
奇岩が連なる妙義山

来年も開催されることを祈念して、

群馬はいいぞ

おしまい。


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