日記:23.03.17  クラヒス(クラウドファンディングヒストリー)の時代

クレジットカードの審査でその人の信頼性を測る基準として、「クレヒス(クレジットカードヒストリー)」というものがある。
このクレヒスの信頼感とは、これまでクレカをこれだけ使ってきて滞りなく支払いしてきたから大丈夫でしょうという「支払い実績への信頼感」だと思う。

その派生系というか、ニュースタンダードとして、クラヒス(クラウドファンディングヒストリー)というのがあってもいいのではないか?と思った。

クレヒスが「自分がどれだけ真面目に支払いをしてきたか」を示す指針なのに対して、
クラヒスは「自分がどれだけ多くの人に信頼されているか」を示す指針だ。
人から信頼されること、人からお金を集めるのって大変だと思うので、基本的にはクレヒスよりクラヒスの方が信頼性が高い指針なのでは?と思っている。

とはいえ、クラヒスを絶対的に信頼しているわけではない。それはたくさんお金を集められる人が信頼できるかっていうとそうじゃないと思うからだ。
知名度や口のうまさに騙されて本質を見誤る人は多い。詐欺やフェイクニュースに騙される人も多い。
だから、クラファンでたくさんお金を集めた人が必ず信頼できるかっていうとそうじゃないと思う。

だけど、クラファンでお金を集めて、その後の支援者の満足度も高い場合、その信頼度高いとは思う。あと、そもそも、知名度がそこまでない人が人からお金を集めることは簡単じゃないのでそれを達成できただけですごいことだとも思う。

クラファンが一般的になってきた昨今でも、いまだに自分の目的達成のためにクラファンを使うことに抵抗がある人も多いと思う。だが、自分の信頼性をあげるための実績作りとして、一度クラファンをしてみるってのもいいんじゃないかなって思った。

ちなみに夢とか大志がなくたっていいと思っている。
もっと小さな目標、小さな野望でいい。
それをあえて人を巻き込んで達成してみること。
そんな小さな勇気、小さな信頼の積み重ねがクラヒスとなり、あなたの信頼性をあげることになるはずだ。

最後に余談になるが、、
子供の頃に見た「中崎タツヤ スーパーギャグシアター」の『いちず』ってアニメが好きって話をしたい。
このアニメは、小学生くらいの子供が親の手伝いをしたりして貰える10円や20円をコツコツ貯金して回らない寿司屋に一人で行き、中トロを一貫だけ食べて帰るという超短編の作品である。
別に伏線もオチもない話なのだが、個人的にすごい好きな作品だ。
(子供の頃に一回見ただけなのにすごい記憶に残っていて、最近思い出してググったらヒットして作品名を改めて知った)

見た当時は自分も主人公と同じくらいの年齢だったので、自分にもできるかも!自分もやってみたい!という気持ちになってワクワクしたことを覚えている。結局やらなかったけど、「一貫だけなら食べられる」みたいな発想を得たことはその後の自分の人生に大きいかはわからないが影響を与えた気がする。
そして、今後の人生にも影響する予感がしている。

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