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日記:23.01.09 シン・コ本やの墨出しと知人の本が売られていた話

「コ本や」というアーティストが運営する古本屋が神楽坂に移転するのだが、その墨出しをちらっと見てきた。王子→池袋→神楽坂と東京を南下しているコ本や。たまたま王子時代から知っているので、コロナ禍もなんとか耐えて、生き残ってくれていて嬉しい。(失礼な言い方になっていたら、すみません!)
今後少しでも長く続くようにクラファンにも支援する予定だ。

まだプレオープンもしていない状態だが、少しだけ本も売っていた。その中に、知り合いの本が割とたくさん置いてあって、あ、この人のあるじゃん!、あ、この人のも!え、この人のも!とテンションがあがっていたが、よく考えると、ここは古本屋だから売りに出されたということなので、本人たちからするとどんな気分なんだろう?と思った。しっかり楽しんだ上で送り出されていればいいのだけども。

例えば、詩界隈とかは献本しまくる文化なので、界隈である程度名の知れた人だと毎月多くの詩集が届くらしく、置く場所にも限りがあるだろうから、たぶんみんな売っているんだと思うが、実際に自分の本が売られているのを見たら、ちょっと寂しい気持ちになりそうだよな、と思った。

ただ、本棚の奥で眠っているよりは古本市場に流通された方が循環してよい気もする。流通すれば、知らない誰かの手に渡るかもしれないし。

結局、知り合いの本のうち、読んでみたいと思った1冊を選んで買った。しばらく会っていない人なので、どんなことを書いているのか楽しみである。

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