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1日2辛=1日2麺 2023/09/27

日記

・今日も起きて辛ラーメンを茹でる。数日前から麺よりも先に"かやく"をお湯に入れてみている。それで味に違いが出るわけではないけど、麺→かやく→粉末スープという順番に漠然と縛られているのも不思議だなと思って。ただ、一度、かやく→粉末スープ→麺の順番で作ってみたらいつもより薄味に感じた。それと、麺がほぐれるのに時間がかかった気がした。粉末スープはやっぱり最後の方がいいらしい。

・もう1ヶ月くらい辛ラーメンを食べ続けているけど、特にアレンジ等はせず袋の裏に書いてある通りの作り方を守っている。同じものを食べ続けることに苦痛は感じない。ずっとうめ〜〜と思いながら食べてるし、ずっと辛い。


・朝辛いラーメンを食べたのに、昼に蒙古タンメン中本のタンメンを食べてしまった。我ながら自分の体をどうしたいのかわからない。そんなに辛いもの好きでもないんだけどな。

・辛いとか関係なく、一日二食もラーメンを食べているのはヤバいかもしれない。いや、一日一食でもヤバい。辛さで隠されているけど、普通に塩分とかカロリーもすごいはずだ。一旦、白粥を毎日食べる生活にした方がいいかも。急に怖くなってきた。


・『PIGGY』という映画を観に行ってきた。

・スペインの田舎町に住む高校生のサラ。彼女はその太った体が標的にされ、クラスメイトから苛烈ないじめを受けていた。夏のある日、プールへ泳ぎに行ったサラは不運にもいじめっ子たちと鉢合わせ、泣きながら帰宅する。その道中、タオルを奪い取られ水着のまま歩くサラが見たのは、謎の男に連れ去られるいじめっ子たちの姿だった。彼女は助けを呼ぶか、見殺しにするかの選択を迫られるが……というおはなし。

・被害者が加害者に復讐を果たしておしまい!という単純な話でも、いじめられっ子がサイコな殺人鬼に覚醒する!という話でもなく、等身大の少女を真正面から誠実に描く丁寧な作品だった。いじめやコンプレックス、親との関係など十代の少女が抱える痛みにちゃんと目を向けて、キャッチーな要素だけに頼らず丁寧に葛藤を描いている。仄暗いし影はあるけど、かなり正統派な青春映画だと思う。

・サラが本当に良くて、みんな死ね!と思えども決して"殺してやる!"ではないし、血塗れで連れ去られていくいじめ加害者たちを見送ったことを悩み続けている。ずっと悩んでずっと苦しんで、彼女が最後に出した答えに結構ジンと来た。「殺人鬼」とか「復讐」「スリラー」の枠で劇的な感情ではなく、不安定で繊細な機微を描いてそれが成功してるのがすごい。


・今日からNetflixで公開になったウェス・アンダーソン監督の『ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語』も観た。40分ほどの短編作品だ。

・透視能力を持つ男が語った半生を書き留めた本を読んだ、ギャンブル好きの男。彼は透視能力をモノにしてカジノで荒稼ぎをするため、本の通りに修行を始めるが……というおはなし。

・また入れ子構造の話だ。どんだけ入れ子構造の映画を作れば気が済むんだウェス・アンダーソン。

・ただ、今回はそこまで複雑な話ではなくワクワクするおとぎ話で、しかけ絵本のように書き割りが閉じたり開いたりして画面が鮮やかに彩られていく。物語も映像もウェス・アンダーソン監督作品の中で一番好きかもしれない。特に密林のシーンは良かった。



・SideMのCDシリーズ「49 ELEMENTS」が今日発売したドラスタをもって完結した! めでたい!!

・このシリーズが発表されたのは確か6thライブのときで、01が出るのすらまだまだ先の話だなぁ〜と思っていたのに、いつのまにかゴールまで辿り着いていた。16枚もCDが出るのって当たり前じゃな……当たり前じゃねぇからな!!!


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